(相手の反応が遅れたのを良い事に、刃を赫子に突き立てようとクインケを振り降ろして)…ありゃ?(硬い、瞬時にそう思って。深く突き立てるつもりだった赫子にはほんの数センチ刃が刺さった程度で。思わず丸い瞳を瞬かせると表情から笑みを消し)