匿名ゆき 2014-11-23 17:15:10 |
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僕自身の希死念慮について話したことは、正確に話したことはあっただろうか。
煙に覆い尽くされるような緩やかさなど無くて良い、締め付けられるような苦しみも無くて良い。
自らの選択であったなどと思われなければ何でもいい。とはいえ不慮の事故に見せかけるように特別努力をするわけではない。
波打つ崖の上、太陽光の届かない高層ビルの下、笑顔を振りまく対向車線、錆び付いた線路…
向こう側の寂しそうな表情…早く来てほしいと懇願する彼ら。
没入感、叩きつけられて…煩いヘッドライトを浴びて、血飛沫をあげる…。
あぁ、僕はいつまで彼らを待たせ続けるのだろう。ごめんね。
意図せず痙攣するような事態、在りもしない神経病を信じ込んで僕は彼らに微笑みかける。
君、早く僕を絡め取ってはくれないか。
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