主 2014-11-12 21:24:08 |
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>猫、双子、帽子屋
…どれもこれも、どうして私の邪魔をする。あまり戯れが過ぎると、処刑程度では済まさぬぞ?
(一方には銃を自らのこめかみに押し付け一人退場を図る猫、もう一方には自らの兵を見つめ武器を構えだした帽子屋、そして不意に現れては此処までにいた兵の血とおぼしきものを払い猫の傍らに居座る双子の片割れ。どれもこれもが自らの意思に反した行動を見せるこの光景に酷く低い声で唸るような言葉を吐き出すと一先ず帽子屋の標的になろうとしている兵に目をやり下がるようにと指示する如く手を払い、それからゆっくりと猫と双子の方へ歩みを進め。「…双子、貴様此処へ来るまでに何人殺した。」猫のことも勿論今すぐ処刑してやりたい程の憤りを感じているもののその傍らの双子の払った血痕を見過ごすことも出来ず、猫の首のすぐ傍まで武器の先端の槍部分を当てがいながら酷く冷たい声色で質問をすると無表情ながらも明らかに憎悪の色の滲んだ瞳でその姿を睨み付けて。)
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