いや…あの…友達が…忘れたもので… (兄の顔を見て焦ったような口調で、途切れ途切れ述べて。固まっている兄を見上げて『やばいやばい…引かれた…怒られる…』という思いが巡り、逃げようと廊下のほうに歩を進め)