引きこもりニートな義妹と苦労義兄【兄妹もの/NL/義妹募集】

「ったく、ちょっとは外出ろよお前・・・」

「とりあえず、自立出来るところからやっていくか？まぁ俺も手伝うから心配しなくても大丈夫だ」

名前：二宮　遊人（にのみや　ゆうと）
性格：世話焼きな性格で人当たりが良い。皆と一緒にはしゃいだりする性格ではなく比較的冷静だが暗いというわけではない。人の気持ちに対して鈍感でそのせいかたまにデリカシーが無い発言をしてしまう時がある
容姿：普通よりはちょっと整った程度の顔立ちで前髪は長め（目にかかるかかからないか）で制服姿である紺のブレザーにYシャツ、赤色のネクタイ、チェック柄のズボンがデフォルト。家事もこなすためエプロンなどもつけている時がある。
備考：親（父親）が再婚する前はほとんどの家事をやっていたからか家事はひと通りこなすことができる基本高スペック青年。家の全ての家事をやっているが苦に思ったことはなくむしろ楽しんでやっているが義妹に対してはもう少し自立してほしいと思っている

（簡単なプロフになってしまいましたが・・・。とにかく募集します！）

(/ 素敵トピ…！参加したいですっ！

（おお、お早い参加希望ありがとうです！どうぞどうぞ！プロフお願いします！）

名前/二宮 紗奈 (にのみや さな)

性格/人見知りが激しく特に異性と話すことを苦手とし、唯一まともに話すことが出来る異性は義兄。考えてることがすぐ顔に出てしまう為に感情表現は非常に豊かであり、怒られるとすぐに泣いて必要以上に傷つく｡アニメの影響か語尾に「～なのです」が付く。
容姿/腰まで伸びきった黒髪は見るからに毛先があちらこちらに跳ね、目元が隠れる長さの前髪。ネットや夜更かしによって生まれたうっすらとした隈に不健康そうな青白くすら見える肌色。ロンTにはカップ麺の染みが点々とある。
備考/よくある苛めが原因で引きこもり。しかし、親身になってくれる兄の為か頑張ってみようと奮闘…？

(/ 微妙なプロフで申し訳ありませんっ

（いえいえ、素晴らしいプロフですよ！不備なしです！では絡み文落とすのでよろしくお願いします！）

紗奈・・・入るぞ、俺だ。
（今日も学校が終わり家に帰ると最初にすることはニート義妹の部屋の様子を確認することであり少しでも放っておくと色々なものですぐいっぱいになってしまい掃除に困ってしまう。数回部屋のドアをノックして入ると目に入ったのはいつも通り脱ぎっぱなしの服やカップラーメンであり相変わらずの義妹の姿にため息をつくと「お前なぁ・・・せめて洗濯物くらい自分で持っていけないのか？年頃の女子だろうが」いくら兄妹とはいえ年頃の女子にもかからわず自分の脱いだ服をそこら中に置いておく義妹に将来の心配性を感じながら部屋に散乱している服を拾っていき

わ…わあ…。
(昼夜逆転した生活にて起床する時間帯は大体義兄の帰宅時間と重なっているのが常となっているのだが、先日から見出したアニメが予想以上に面白く徹夜して見てしまっていては義兄が入って来た事にも気付かずヘッドホンを付け夢中になっているようで、遅い昼食だかおやつなのだか定かでないが注意が聞こえておらず『ズズズッ』と品の欠片もない音を立ててカップ麺を啜り服の裾で口元を拭って)


(/ ありがとうございます！此方こそ宜しくお願いします

・・・はぁ。ホントこの妹は・・・
（返事が帰ってこないことに対して疑問を持ち問題の妹のほうを見てみるがまたアニメを見ているのかヘッドホンを付けていたからか注意を聞こえていなかったようで。呆れたように大きくため息をつくとヘッドホンをつけている妹の頭をコツンを軽く叩くと「いつも部屋キレイにしろって言ってんだろ？それに口元に汚れてるぞ・・・ホントに女子かお前は」ため息混じりになんだかんだ言いながらも世話焼きであるためポケットからハンカチを取り出すと完全に拭いきれていない口元を拭って）

いたっ…、おにいっ…ケホッ、ケホッ。
(不意に頭を叩かれれば痛みはなくとも反射的に言葉が出てしまい。自分だけだと思っていた室内に相手がもう居た事に大し酷く吃驚すると髪に隠れて見えぬ目を丸くして驚き、どうやら器官に入ってしまったようで噎せ込みながら石鹸の香るハンカチで拭われ、口元が綺麗になると今更気恥ずかしくなりつつヘッドホンを首に掛けて視線を落とすと「あ、ありがとう…」今日初めての声を出した為に掠れ気味な礼を呟き)

・・・おう。それじゃ、俺は洗濯してくるからな。
（素直にお礼を言えたことに対して小さく笑みを浮かべて軽く返事を返し最後に手のひらを相手の頭の上で軽くポンっと弾ませると散乱していた洗濯物を持って出ていこうとして。そして部屋のドアを開けると「なにかあったら下のリビングに来い。色々相談事・・・あるんだろ？」軽く振り向いて優しい声音で言うとそのまま部屋を出ていきドアを閉めて。前々から妹が何か悩んでいることには気づいていて

う、うん……えっ…？
(こういったスキンシップは免疫がなく未だ慣れずぎこちなく頷き意識が撫でられた頭へ飛んでいると、出て行く間際言われた言葉にドキッと顔を上げるも既に兄は出て行っており。言い出せずいた事に気付かれていた事実に動揺するが、この機も逃せば次こそ見離されるやも知れぬないと悶々と悩んでは時間が過ぎ「どうしよう…」決心して降りたは良いもののやはり迷いが生じリビングへ続く扉の前で立ち止まり)

さて・・・と。そろそろ洗濯終わるな。干しにいくか・・・
(リビングでテレビを見ていると洗濯機のことを思い出しちょうどいい時間だろうと思い洗濯機の置いてある部屋へと向かうためにリビングのドアを開けて。するとすぐ目の前に妹の姿が目に入り疑問に思ったが「こんな所に突っ立ってどうした？喉でも渇いたのか？」放っておくわけにもいかないため何をしているのか尋ねて。)

違うのです…。外…、外へ…
(勝手に開いた扉、頭上から掛けられた問いに即座に否定しては自らが誘っておいて惚ける兄に多少のもどかしさを覚えながら本題を切り出し「どうすれば…出られるのですか」多少の考えを改め外へ出てみようと思い立ちまだ余り気が進まないも一番身近な兄にポツリと助言を求め)

（すみません！今帰りました！返信遅くなってごめんなさい・・・）

ああ、なるほどな・・・。ちょっとソファに座って待っててくれないか？洗濯物だけ取り込んでくる
（まさか本当に来るとは思っておらず正直言って驚いたが相談しに来てくれた嬉しさが出てきて笑みが浮かんで。相手をリビングまで誘導させると自分は洗濯物をささっと取りに行きすぐに戻ってきて。自分も相手と対面になる場所に座ると視線を合わせて「そうだな・・・まず何で外に行きたいんだ？」話を聞くにあたって一番重要なことを聞いて）

(/ お疲れ様です！気になさらずっ!!…ただ引きこもりの義妹がこんな感じで大丈夫か不安な次第です )


…出たくないのです。
(ぽすっとソファへ座り眼差しから逃れるよう抱えた膝に顔を埋め少し時間が空いたことによりつい天の邪鬼な返答を「外は…地獄。しかし、出た方が…良い気もしなくもないのです」何となく、そう何となく気の迷いかモヤモヤと胸の内にくすぶっていた自分でも分からない嫌な気持ちを吐露し、無意識にこのままではいけないと思い何とも分かり難いSOSを示して)

（いえいえ、大丈夫すぎるぐらいですよ！ぜひぜひそのまま続けてください！）

そうだな、まぁお前に何があったかは詳しく聞かないが・・・。お前が出たくないなら俺は無理強いはしない、嫌々外に出ても結果は目に見えるよな
（自分と目を合わせてくれないことは一旦置いておいて予想通りの内容に考えるように手を顎に当てて少し時間を置くと質問に答えて。相手が外に出たくなくなるようなことがあったことは察しがつくが何があったかまでは分からずに。それに出たくないのに外に出てもむしろ逆効果だし自分的にも無理強いはさせたくない。しかし、でも・・・と言いながら口を開き「お前が本当に外に出たくなった時、俺は全力で手助けしてやる。仮にお前の中学校の人たちに会って馬鹿にされたとしても俺がお前が守る。だから気持ちの整理はお前自信がつけろ、お前にはできると俺は信じている」向こうはこっちを見てくれないが自分は相手の方をしっかり見て力強くそして優しく言っていき。そして最後に相手の頭の上に手を乗せると優しく微笑んで

(/わあ、ありがとうございます！優しい主様と義兄様に感謝ですっ！)

…っ、ん…うん。ありがと、う…お兄ちゃん。
(漠然としていた理由すらどこまでも真摯に聞き味方になってくれる兄。ふと見上げた先の真剣な眼差しにじわりと視界が滲み目が潤み抱えていた物が堰を切ったように涙としてとめどなく零れ落ち、心配させまいと親に隠し引きこもった原因を相手になら伝えてもとさえ思えしゃくっくりを上げ泣きじゃくりながら掌の温かさに更に優しさを感じ「ひっく…そとっ、…外、がんばる…」片言になりながらも顔を上げると強く告げぎゅっと袖を握り締め頼って)

（いえいえっ！！）

あー、まさか泣かれるとはな・・・。まぁ当然だろ、お前は俺の妹だからな。家族のために何かしたいというのは当然だろ？
（まさか泣かれるとは思っておらず一瞬たじろいだが一度苦笑を浮かべて安心させるように優しく頭を撫で続けて。そして片言ながらも決意じみた言葉をようやく聞くことができ安心すると頭から手を離すと「ああ、まずできることからやればいい・・・。そうだな、今から夕飯の買い物でも一緒に行くか？」これはさすがにはやいだろう・・・、そう感じながら冗談のように言いながら尋ねて

買い物…？……行く…。(ずぴずぴと鼻を啜り提案に一瞬考えれば今し方告げたのもあり始めの一歩を思い切って踏み出そうとしてみるも声音は気持ちとは裏腹に浮かないポソリと弱々しいもので「着替えてくるのです…」せっかくの決心が鈍る前にとそう言い残しリビングを後にすると自室へ向かい、比較的綺麗なTシャツとジーンズに着替えキャップを目深に被った出で立ちで戻るや忙しなく鳴る胸元に手を当て早くも緊張した面持ちで行こうと手招き)

思ったより強い奴なんだなあいつは・・・。兄として誇らしいな
（予想外の言葉を言い自室へと向かった妹の背を見ながら小さく呟くと自分も準備を初めて。着替えるのが面倒なため制服のまま軽く準備をすると準備が終わっていた妹の姿を見て「へぇ・・・やっぱりお前そうゆう服着れば余計に可愛いんだよな。でも後は目の下のくまだな」もしかして初めて見たかもしれない妹の外出着を見て感心したが目の下にできている薄いくまを見て苦笑を浮かべて。そのまま外に出ようとしたが相手の不安そうな様子を見て立ち止まり「ほら」と手を繋げるように手を差し出して）

…かわいい…？
(ボーイシュなスタイルなだけでお世辞にもお洒落とは言い難いだろう格好に聞き間違いかと耳を疑い言葉を反芻しては信じられないとばかりに見上げ顔が熱くなり、指摘され無意識に目元を擦り気にした素振りを見せたて照れた後、差し出さるそれに気付きおずおずと重ねた自分の掌は少し汗ばんで緊張が伝わってしまうだろうか「ふう…、行く…のです。せーの…っ、せー…」かれこれ何分経ったか、深呼吸を繰り返し玄関から外への一歩が躊躇され中々出せず何度目かの踏ん切りをつけて)