「キャアァァァ」触手はしっかりと絡まっていた。そして、どんどん上に持ち上げられていった。一番小さかった植物型の敵は巨大化し、口の近くまで上に持ち上げられた。「どうしましょう。このままだと、食べられるって事よね?」するとちょうどそこに、黒い格好をした男がやってきた。「あ…あの。すいませーん、助けてくださーい!」必死に上から叫んで、相手に助けを求めた。