自動ドアが開き中に入る…。エレベーターを待つ。待っている間に母の書いた置き手紙を思い出す。『なんで……出て行ったんだろ…。』エレベーターが一階に来た。中に入り8階のボタンを押す。「なぁ、姉ちゃん。さっきから何考えてんだ?」遼介に話しかけられ「え?あっ。いや…何でもない!!」と答えた。8階についた。優也の部屋は807号室だ。