言いたくないから言わないの!(日向相手に嫉妬しているなどとは口が裂けても言えるはずがなく、相手につられたのか口先を尖らせて頑なに拒否の言葉を吐き。見当違いな言葉に相手らしさを感じつつもこれだけは否定させてもらわなければ、と眉をひそめて「情報なんか無くったって、次も勝つのはウチだよ」と宣言して。クレープ屋のスタンドが近づいてくれば鞄から財布を取り出し。