主 2014-09-14 02:09:52 |
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…政略結婚は王族に生まれたものにおいて宿命の如く付きまとうものです、両国の和平のために諦めて下さいませ。
(わざわざ接触を控えたにも関わらず半ば強引に握られた手に僅かに顔をしかめるもののすぐに表情を取り繕うとぐいぐいと引っ張るように先導していく相手をドレスの裾が足に絡まないよう気を付けながら着いていき。先程までが相手の本性とは全く思っていなかったものの扉が閉まるなりあっさりと自身をさらけ出す相手に浅はか過ぎると軽蔑の念を抱くが、それに引っ張られてしまうことなく薄っぺらい外面を維持するとぞんざいに放られた手を庇うように両手を重ねて胸の辺りに添え。「王子も婚礼に向け何かとお忙しいでしょう、部屋の場所さえ教えて頂けましたら王子の手を煩わせずとも私一人で向かえますが。」早く王子と離れたい一心で張り付けたような笑顔のままつらつらと相手と行動を別にする交渉を口にすると、垂れた横髪を揺らしながら緩く首をかしげてみせて。)
(/では何かありましたら此方から本体様の方へお話しさせて頂きますね、お気遣いありがとうございます^^
それでは一先ず、今後の流れは暫し自由に行動した後に婚礼の儀式、その後披露宴といった感じにこちらは考えていましたが主様はどうお考えでしょうか?)
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