黒籠bl / 黄色い笠に身を寄せて｡ / 黄笠

あわわ､凄い遅れちゃってｽﾝﾏｾﾝ…!!
まだｾﾝﾊﾟｲ居るｯｽかね…? (おそるおそる)

無理しちゃﾀﾞｰﾒ｡第一迷惑なんて思ってねｰｯｽから､ね?(後頭部軽く抑え肩にぽすん､髪わしゃ)

え､ちょ､せんぱ､何それ､やだやだ!(途端慌て､目元に涙じわり)
あｰ､中村ｾﾝﾊﾟｲ､とか?でもやっぱｾﾝﾊﾟｲが良いｯｽわ､ずｰっと(無理だと知っていても考えてしまうもので､そんな己にくすくすと)
えｰ､何でｯｽかあ! 教えてほしｰｯｽ (むむ )

ﾄｰｾﾞﾝ､だってｾﾝﾊﾟｲは可愛いｯｽから?(ふふん)
嬉しいｹﾄﾞ…俺は格好良いんｽよ?(首ゆるり)
ﾔﾀﾞ､ｾﾝﾊﾟｲ､あう､俺のｾﾝﾊﾟｲでしょ(ｲﾔｲﾔと首を横に振り/目元に涙じわり)
背後 : 笠松ｾﾝﾊﾟｲから近付いてくるこの嬉しさは異常ですが私女でございます!! (ちらり)
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…何様って吸血鬼ｻﾏ､人間なんて簡単に殺せちゃうんｽよ?
(彼が言葉を発する一時で落ち着きを取り戻し､赤みの残り痛みを感じさせていた顔面は先程とは打って変わりその様子は見られず､己の治癒の早さを主張するよう､やはり格下と認めていない様子の伺える姿に教え込む様に本日何度目かの己の優位を人差し指を立て説明､だが後半の言葉は若干脅しともとれるだろうか､そう思うと｢ ｱﾝﾀは美味しいから殺さないｹﾄﾞ｣なんて不本意ながらも付け足してつつ心の何処かでは兄ができた様な不思議な感覚｡｢ｯｽ､んで､俺はｱﾝﾀを何て呼べば良いの?｣こくり､一つ頷くとこれからの同居生活､いつまでもｱﾝﾀ､お前と呼ぶわけにはいかないだろうと聞いてみて｡｢言ったｯｽからね､今､俺､聞いたよ｣離される直前､維持だともとれる程無理矢理に彼の唇に己のそれを重ね､いとも簡単に遠ざかる物に物足りなさを感じつつ釘を刺すように上記の言葉を掛けにこり､小指を出しては人間の約束として使われる “ 指切り ” と呼ばれるものを求めて｡)