ぬしっぽいど 2014-08-07 08:58:14 |
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>ピスティア
ピスティアは相変わらずだな。俺たち4人、派閥の頭者同士仲良くしようじゃないか。
(異端中の異端。日々目覚ましい成長を遂げる技術。黒を脅威と見ているのは自身も同じだが、敵意をむき出しにしても仕方がないと刺のある口調に肩を竦めて。冗談でもありえない軽口を叩けば自然と表情も翳り。
「さすが女性だけあって用意がいい。ありがとうよ」無下にするのも失礼かと、なぜか嬉しそうな姿の彼女には大ぶりであろう傘を受け取って。犬のようにぶんぶん頭を降って雨粒を散らし、ふと耳に留まった呟きに聡明な印象の瞳を見つめ「…そうか。まあ俺はいつでも最強だぜ、剣には雨も月も関係ない」なぜか得意げに腕を組み。おそらく彼女が得意とする魔術故の言葉なのだろう、漠然と察するもどう答えればいいか分からずそんな対応をして。厚く垂れ込める暗雲は、確かに月も星もたやすく覆ってしまうだろう。「いつ止むんだろうな、この雨は…」勢いを増す雨に別の何かを重ねたのか、珍しく憂いを帯びた調子で零し)
>ヴァハムート
しょうがないだろ。いつ殺されるか分からないんじゃあゆっくり雑談もできないぜ?
(こちらに向けられる肌を刺すような憎悪。どうやらうまくあぶり出せたらしい。破顔しながらも瞳は狩りをする獣のそれで、空いた方の手で留め具を外し、鞘に収めたままの剣を構えて。
「行ったぞヴァハムート!」相手の方へ躍り出る人影。無論自分が言わずともとっくに気付いているだろう。わかっていても全く動かない立ち姿に思わず声を上げ。己といる時に怪我をされては後々厄介だ。自身はというと「水よ、我が剣となれ」低く命じれば空気中の水、はては噴水の水が立ち上がり剣を覆って。そのままどこからか放たれた炎の渦を切り伏せ、方向から魔術師の位置を把握すると使い魔が猛々しい咆哮をあげる)
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