_っ。 (想像もつかなかった其の姿。唯茫然と眺めていたものの不意に紡がれる言葉に漸く我に返る始末。中へ足を踏み入れ扉後ろ手に閉めた後、片手を胸元に添えながら深く頭を下げ「前触れも無く突然の訪問...申し訳御座いません。」と静かに伝えて。何故陛下は泣いているのだ?聞いていた彼とは全く違う。不思議で堪らなかったが、今この状況で顔を上げ問う訳にはいかないと双眸を閉ざし)_。