( ! ) 2014-07-17 17:51:45 |
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そう?よかった。( 随分と気分のよろしくなさそうだった、─まあそれも当然であろう相手も何処か安堵した様子でようやく笑顔を零す。 その笑みに此方も内心安心したかのようにほっと胸を撫で下ろす。 直後、相手からはスマホが取り出され思いも寄らない言葉。 「そんな、礼なんて要らないのに。……って、南…脩二?」完全に此方の好意で助けただけであって、礼を求めてた訳では無いと手をひらひら振る。 しかし彼の名乗り上げた名前には聞きおぼえがあり、瞳ぱちくりとさせれば名前を復唱して思い出すように脳内記憶巡らせ。 確か高等部にそんな名前の有名人が居たような、と小首傾げては試しに尋ねてみて。 ) えっ、…と、もしかして高校三年生?
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