及川徹 2014-07-01 23:17:39 |
通報 |
(/わかりました!
此方こそ何か有りましたら遠慮なく…!!)
____あ、はい…及川君こそお疲れ様です。
(スッと顔を上げた相手の手元をハンカチを片手に覗き込み、取り切れていない泥に困った様に眉を顰め人当たりの良い笑みを浮かべる相手に愛想笑いを一つ。当り障りのない返事と共にハンカチをポケットに仕舞うと何時もの気障な言葉に微かに頬を染めつつ“及川君って何時も面白い事言うよね…。”と少しズレた考えで頭の中がいっぱいで。そんな思考を頭の片隅に追いやりながら促されるままベンチに浅めに腰掛け、気持ち距離を取るような間を空け相手を見遣り。『はい…及川君が此処に居るとは思わなくて…。家、御近所なんですか?』と元気に駆け回る子供達の姿を尻目にそう問うと濡れて少し皺の寄ったズボンに視線を移し『子供は悪戯好きだから…。』なんて家で昼寝をしているであろう妹を思い出しクスリと笑い。)
トピック検索 |