ぬし。 2014-06-29 17:48:20 |
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(視界をお覆うとした手が掴まれてしまえば相手の視界を遮ることが出来ず失敗に終わってしまい、悔しそうにきゅっと口を紡ぎ視線を下に落として。いつものことではあるが一枚上手な相手にむー、と口を尖らせたのも束の間、突然抱き寄せられては驚きのあまり"わっ、!"と小さく声をあげてしまい。彼女になった今、相手の言い分はごもっともではあるものの、自分はそれ以上に恥ずかしさに耐えきれないようで相手の胸板に顔を埋めぎゅっと抱きついては「..そう、だけど..っ、恥ずかしいんだもん...っ。」とぽつり呟いて。どうしてそんなに彼は余裕な表情でいられるのだろうか。どきどきが一向に収まらない自分にとっては、余裕でいられるのが羨ましく思ったのか抱きしめる腕の力をぎゅ、と込めると「..綾斗ばっかりずるい..っ。..どうしてそんなに余裕でいられるの?」と顔を胸板から離し相手を見上げては問いかけて)
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