ぬし 2014-06-21 03:54:51 |
通報 |
あらら。…でもそっか、見直してくれたんだ?(キッパリと言い切る相手に苦笑いを返すが、話が続くと今はそうも思われていないことが分かって、やっぱり接してみれば怖くないよな、ってことは怖いのは見た目なのか?制服の着崩しとかが悪いのか。そんなことを頭の片隅で考えながらも、まあ今は怖くないって言ってるんだから良いじゃないか別にと納得していると相手が笑った。やっぱり笑顔は良いな、なんて胸中で頷きつつ)
確かに喋ったこと無かったけどさ。でもそれだって個性だよ?(相手がうつむいたのを見て、自分は隣にいる者の気分が暗いと自分まで落ちる性質であるため気分を浮上させようと明るい笑顔で「それに、俺は零と喋ってみたいと思ってたけど?」とリップサービスを続け。相手の問いを聞いて返答に詰まる。まさか暇を癒す玩具のつもりで、何て面と向かって言える訳がない。それに玩具だという設定も、屋上に来た辺りから薄れてしまっていたように感じる。2重に言葉が思い浮かばず、話を逸らそうと「そう言えば、何で零は俺を好いてくれたんだっけ?」と何気ない素振りで聞き返し
トピック検索 |