ぬし 2014-06-21 03:54:51 |
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うーん……。珠湯くんは、最初──怖い人のイメージしかなかったけど。( 目を覗き込まれれば、整った顔が視界に覗きこむ。 少し悩む動作をすれば、「 …でも、そんなに怖くもないのかって、思い始めた……かも。 」と述べ。先の紳士的な行動とか、意外な優しさにどきりとしてしまう。 今まで彼の事を知ろうともせずに怖い人の印象しか付与されていなかったが、案外そうでもないのかもしれない。 何て思考巡らせつつ、頬を緩ませてはくすくす、と笑み零し。 )
わたしはあまりいろんな人と話さないから、……覚えられてないのかなって。( 伏目がちになりながらもそう告げれば、「 ──珠湯くんは、人気者だし。 」と小さく呟き。 そこ迄言った辺りで、屋上に呼び出した理由を思い出して。 所詮何故私と付き合ったの?なんて聞いた所で“遊びだよ”くらいしか返って来ないのだろうけれど。 いつもの悲観的思考が巡り働けば、自分の拳握りながらも首傾げ尋ねてみて。 ) あ、…あの。どうしてわたしの告白を受けたの…?
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