は…る…?(アパート街を歩いていれば、人目のつかない場にぽつりと公園を見つけた。通り過ぎようと中を見るとベンチの人影が目についた。目を凝らす。輪郭がはっきりとする度に信じられない様に目を見開く。其の儘ゆっくりと上記述べればベンチに駆け寄ろうとするも、ふと足を止める。行って良いのだろうか、俺は、遙に嫌われているのに。突き放されたり、しないだろうか。そんなことを考えてしまって、動きが止まる。