おぉ… (ふと足を止め辺りを見回せば何やら感嘆の声をあげて。思えばこういうテーマパークにきたのは何年ぶりだろうか、なんて思えば少し目を輝かせて。これではどちらが子供か分からない。元はと言えばエレンのためにここまで来たのだ。気を落ち着かせるようにふるりと首を弱く振っては先程まで無視を決め込んでいた相手のほうへとやっと視線を向けて。袖口を手を繋ぐ代わりのようにそっと掴んでは「…行くか」と告げて)