【hq】『Gladiolus』を君に捧ぐ。【非募】

（/御久し振りです!いえいえ、御相手して頂ける事が何より嬉しいので御気になさらないで下さい。御時間の余った時にでも構って頂ければと..!国見ちゃんも体育座りしてのんびり及川さん待機しておりますので!!寧ろ此方も遅くなってしまい申し訳ないです。）

まあ、無理はしないで下さいね。体調とか崩しても..、ｱﾚですし。
（此方を優先してくれているという解釈で間違ってはいないのだろうが、相手の口から零れる女の子という何気無い言葉にも嫉妬に似た感情を抱いている事実に苛立ちを覚え乍も平然を装いつつ適当にはぐらかし。上記は取り敢えずはぐらかす為の言葉としてさらりと口から出たものだが心の中には相手には無理をしてほしくはないという感情も少なからず存在しているわけで。然し己の性格上其の侭真っ直ぐ伝える事は出来ず、若干言葉を濁しつつも何と無く伝わるだろうかというｷﾞﾘｷﾞﾘの表現を使い念を押すように相手の瞳をじいっと見詰め。）
ｽﾐﾏｾﾝ、牛乳が無いです。昨日俺が飲んだのが最後でした。
（淡々と話しを進める教授と先輩を背後に室内の小さな冷蔵庫を漁り。生憎昨日己が飲んだのが最後だったようで相手の期待に添えない事を伝えて如何するのかと問うべく視線を投げると扉へと向かって行く教授の姿を視界の隅に捉えて。「ちょっと、何処に行く___。」いきなり二人にしないでくれという思いを視線で訴えるが時既に遅く「後は任せたよー。」と鼻歌交じりに告げ出て行く彼の背中を見送るだけになってしまい、暫く呆然と其の扉を見詰めていたが此の状況を諦めたのかはたまた教授の自由奔放な性格に呆れたのか吐息混じりに溜まった息を吐いては再び席に着き。）