伏見 猿比古 2014-03-25 23:17:22 |
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遅いんすけど .
( 何時まで経っても現れない相手に怒りを通り越し、呆れの感情が生まれてきた時 , ふと肩に乗ったのは , 可愛らしい桜の花弁で . 嗚呼 , 気が付けばもう吠舞羅を抜けてから幾かの季節が過ぎてしまったな , と自身の周りにある時の速さを実感しつつ , その春にしか咲かない美しい花を濁りきった目に映せば , 今にも消えそうな程儚いその花に目を奪われ , ただ呆然と眺めるばかりで . こんなのはらしくない , なんて慌てて視線を逸らせば , 次に見えてきたのは楽しそうな他人の姿 . 此方には憤りを覚える他の感情は無く , 再度桜へと目を運ばせようかと思っていれば聞こえてきたのは待ち人の声で . 「 声がでかいんだよ … 」 と一人呟きつつ溜息を溢し . 其れから , やっと相手へと顔を向け , 此方へと駆け寄ってきたのを見れば第一声 , 不機嫌さを隠す事も無く上記を述べ . 実際 , 吠舞羅に所属していた頃も待ち合わせの時間に間に合った試しは無いが , 自分がセプター4に入った後も変わっていないのか , と面倒そうに視線投げて . 「 随分と , お久しぶりですね . 」 なんて久々の再会に喜ぶ素振りも見せず , 一つ舌打ちしては買っておいた缶珈琲を相手の手元に投げ . )
( / 有り難うございます ! 無駄にだらだらと長い文章になってしまいすいません ;; 凄く読みにくいですよね … 改善出来る様努力します >< 呼び方 , 伏見で合ってますよ ー ^^ )
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