>ディム ...っ、ん。(腕を掴み引き寄せた拍子に、優しい口づけが触れれば目を見開き、しっかり彼の表情捉えて。流れる様に王室を出ていこうとする彼をすぐに追いかける事が出来ず、その場で一旦崩れて尻餅つけば胸元の服をきゅと強く握り)...、...、...俺は...ディムが。(煩く聞こえる鼓動に眉寄せつつも、何処か覚えのあるお伽噺が脳裏を横切り)