説明書 2014-02-04 20:27:58 |
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>聖亜くん
音が良く反響するせいかな…そう言えば楽器も弾きやすい気がする。(顎に指を添え思案げに首を傾けては思い当たる節をぽつりと呟き、部屋の隅に立て掛けられた、半ば家具と化してしまっているアコースティックギターを見遣り。花束は要らないとの言葉には残念そうな声音で、そっか…と短く相槌を打ち。美しい歌声を聞かせて貰えた御礼をしたいと考えていたのだが、相手の表情から戯言か何かの部類だと受け取られてしまったようだと推察して僅かに肩を落とし。お世辞かとの問いには緩く首を振って否定して。「本当に思ったんだ。綺麗な子だな、って…この子もそう言ってる」同調する様に鳴き声を上げる猫に視線を撫でながらじっと相手を見据えて)
>黄地先生
…先生は優しくしてくれそうだから、たまにはそれも良いかもしれないね。(実を言えば組み敷く方の役割を得意としていたが、信頼を置いている相手にであればそれもまた一興かと思えて。穏やかな笑みを向けて返答しては、緩慢な所作で立ち上がりキッチンへと向かい。グラスとワインボトルを手に戻るとテーブルへ置いて再びソファへ腰を下ろし。腕枕とのお誘いには「では、生徒達が居ないときに伺いますね」と口許を綻ばせて。根っからの職人気質である為、生徒や先生方との交流は楽しくも気疲れする時があり、癒しが欲しくなった際には立ち寄らせて頂こうと。内緒、との言葉と唇に指を宛がう仕草は彼の雰囲気と相俟って、やはり様になっていると感嘆し。彼を慕う女生徒たちの気持ちが少しだけ分かった気がする、と心の中で一人納得して。指先に噛み付いてみれば僅かながらも返される反応を愉しげな様子で眺めるも、その指が不意に口内へと押し込まれては驚愕を宿した瞳を見開かせ。予想外の行動だった為か、抗おうと開いた唇もはくはくと開閉を繰り返すばかりで。もどかしげに眉根を寄せれば、せめてもの反抗にと指へ舌を這わせ)
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