＊炬燵にみかん。/ bml 人数無制限

　＿＿可愛い女の子ねえ、俺は女でも男でもかわいけりゃ何でもいいけど…、あーうん、今のなし。なしなし。(自分の発言にげっそりとしてしまい、彼の意見に賛成するように首を横に数回振った後、頷く。案外さらっと性癖を漏らせば炬燵机に頬杖をついて、残りの桜餅を食べ終えればそれを持っていた指を舐めて。もぞもぞと己の横に忍ばせてあったみかんが入った籠を机上に置いては食べ終えた後で早速ながら眠気混じりに布団の裾を頬にあてがって机に伏せ。「…性欲って。まだ31なのにもう枯れちゃったのな。　　あー、うん。青春だな、謳歌はしてるか分かんないけどもー。」と彼から返ってきた答えに笑みを含ませながらも若干気に掛けていて。己のことに関しては此方は性癖が人とずれている身で有るため何かと苦労しているので青春と言われても学校で友人と気兼ねなく喋ったり、時には騒いだりとそんなことしか無いなと思い直し、曖昧な返答を。)

　(/　今日は日付変わるまで待機ー。暇なら寄ってみてねー、ってことでお相手募集。炬燵ってもう時期終わってんのかな。俺はすきなんだけど。。　)

んあ…御前さんもそっちの趣味か。―…それとも欲求不満なだけか？(ほんの一瞬、僅かに双眸を見開いて驚愕の表情を作って見せる。――普段は他人の不可侵領域に踏み込む事など滅多にしない。しかし彼の発言から己と同じ様な性癖を抱えているのだと解れば、途端に親近感が湧き。ずかずかと踏み入れる様に無遠慮な問い掛けを投げては口端に揶揄の滲む笑みを。緑茶を飲み終え、籠からミカンを一つ頂戴すれば眠気の残る眼には眩しい色合いをした果実の皮を緩慢な手付きで剥き。瑞々しいその実を次々と口に放りつつ「ずっと仕事が恋人みてぇな状態だったからなァ。口説くのも抱くのも今更めんどいわ」とその台詞とは裏腹に穏やかな声色でつらつら述べて。続けられた言葉は何処か含みの有る様な印象を受け。彼には彼なりに思うところが有るのだろうと勝手に推測しては、手触りの良さそうな彼の髪へ手を伸ばしわしゃわしゃと掻き混ぜる様に撫でて)

　＿＿うん、そうそう。…あれ、お前さん“も”？　御子柴さんノン気じゃないの？(どこか彼の返答に違和感を覚えると伏せていた顔を若干上げてはしぱしぱ瞬きを繰り返す。見た感じでは彼は普通の成人男性と判断出来るので男好きとも思えない。また、先程からの会話から女性云々という話だったのでゲイという線は浮上すらしていないがバイなのかもしれないと勘ぐる。みかんを食べているのか柑橘系の匂いを感じれば頬を緩ませて机上に顎を乗せて。「仕事が恋人？　嗚呼、仕事人間みたいな？頑張るねえ。　おおっ、大人な意見。口説くとか抱くとか俺も言ってみてー。かっこいくね？」彼の話を聞いていると仕事が忙しくて色恋沙汰はあまり無く、かといって女性…相手を口説くのも関係を持つのもそれはそれで面倒臭いというように聞こえた。歳が歳だけれども自分は盛んでありたいと思ってしまうのは些か子供じみているのか、それでも先程口走ったように気に入った相手でも見つけたいと思ってしまう。ふと髪の毛にわしゃっと手が伸ばされ温もりを感じれば気持ち良さそうに目を瞑る。撫でられるのは嫌いではない、寧ろ好きなのだが炬燵にはいっているのせいか心が落ち着けると肩の力を抜いた。)

いや、両刀―…所謂バイって奴だな。昔は女専門だったんだが。(色々あって今はどっちもイケる口だと感慨深げに語り。同じマンションの階下に住む人物が同類だったというまさかの事実に、顔には出さずも驚愕し。世界は意外に狭いものという言葉が脳裏に浮上し、噛み締める様に一人実感に浸り双眸を細める。柑橘特有の爽やかな酸味と甘味に舌鼓を打ちつつ早々と胃に収めてしまえば、もう一つ、と無意識のうちに籠へと手を伸ばし。「好きでやってる仕事だから尚更なァ。澤…は将来何がやりたいとかあんの？」と皮を剥く傍ら何気無しに問い掛けを。玄関口での問答で知った彼の抜け目無い一面を思い起こせば、どんな職種に就いたとしても卒なくこなせるだろうとお節介な想像を巡らせ。掌へ柔らかな手触りを感じながら、その感触を愉しむ様に緩く撫で続け。抗うこと無く己の所作へ委ねる姿に自然と笑みが零れて。心地良さそうに双眸を伏せる姿を眺めては、無性に彼の目許へ視線が惹き付けられて、僅かに首を捻る。何故だろうか――と鈍る思考の中で観察すれば彼の睫毛が印象的なのだと気付き。よくよく見てみれば綺麗な顔をしていると胸中で呟き、髪へ触れていた手は引き寄せられる様に彼の目許へと。)

　＿＿そうなんだ、へぇ…。何で男もいける口になったのかは聞かないけど、そういう人も居るのか成程。(まさか目の前の男がそっちの気が少しでも有る人種だとは驚きでぽかんとしながらも、納得したように彼を見据える。若くも老いても居ない年齢に長身のがっしりとした体型、そっちの住人ならばほってはおかないだろう。己も筋肉質で腹筋や二の腕、太股などがっしりしたタイプが好きで有るし、それもそれで大いに納得がいく話である。みかんを食べながら此方に返答をし、個人的な内容の話題を振られれば「え、いいなそれ。好きな仕事が出来れば本望じゃん。　俺はまだなんも考えて無いんだよな…進学だって家に居たくないのと将来設計出来てないので逃げてきたみたいだし……。」と自分に取っては痛い話題であったのか、か細い声でぼそりと顔を背け口元を隠すように伏せて。その後己の髪を撫でる彼の手がいつの間にか離れていて睫毛に何かが触れるのを感じれば“ん…？”と片目だけ重たい瞼をゆっくりと開けて彼の指に焦点が合ってはぼんやりとそれを眺めて。)

　(/　お相手募集ー。花金だよ花金ー。　)

―まぁ、世の中には色んな嗜好があるってコトだな。(机に頬杖を付き僅かばかり傾いた視界で見る彼の表情はありありと驚愕が浮かぶもので。其れを愉快そうに眺めては上記の様に締め括り。果実の粒を千切り口に放りつつ将来について語る返答に耳を傾けていれば、途方に暮れる様な声色に変わった事に気付いて内心舌打ちし。世間話くらいの気軽なノリで尋ねたつもりが、うっかり地雷を踏んでしまったようだ。食事の手を止めてどうしたものかと思案げに宙を仰ぎ。「好きな仕事に就くのが正解ってワケでもねぇし、将来設計なんざ建設出来なけりゃ意味は無ぇ。そんな不確かなモンに振り回されるより今を楽しむ方が有意義だと思うぜ。……と言う訳で、この美味いみかんを食べろ」そうぶっきらぼうな口調で言い放っては彼の目前へみかんを置き。曲がりなりにも年長者である訳で、気の利いたアドバイスでもしてやろうと口を開くも、途中から自分でも何を言っているのか迷宮入りしてしまい。誤魔化す様に強引な後付けで締めては痒くも無いこめかみを指先で掻き。炬燵の温もりで蕩けそうな思考のなか彼の目尻をなぞる様に触れるも、片目が開かれるのに気付けば手を離し。「睫毛。意外と長ぇなァ」そう欠伸混じりに呟き、緩く笑み浮かべ。)

　＿＿そうだよな。そうだよな？　ってことで、まだまだ俺は遊ぶぞー。(人生について年上の人と語るとは思ってもみないことで些か此方サイドにアドバイスを貰えば頷きながら、先程と打って変わって明るい声で安堵したように告げる。何故かは分からないが彼の言うことは正しいようなそんな気すらしてきて、会ったばかりなのに信頼してもいいと思えた。最終的にみかんを目の前に勧められるとそれを手に取り頬に擦り寄せ、匂いを嗅ぐ。爽やかな匂いにつられてはまた小腹が空いてきた。「＿＿嗚呼、そうみたいだな。よく言われる。」彼から睫毛が長いと聞かされると何度か他人から言われたことがあるのかそのような答え方をして、目を擦る。自分ではじっと見ないと分からないので特に気には止めていなかったが女性らしさが残るなと最近思い始めた。)

　(/　んはー、お相手募集ー。疲れたよー、肩ばきばきだよー。　)

おう。思う存分遊んで、悔いが残らねぇくらい思い出作っとけ。(どうも主旨があやふやなアドバイスをしてしまったと思っていたが、それを素直に受け取り明るい声で返答するのを聞いては、自然と口元に笑みが滲み。彼の語る抱負の後押しをする様に上記の台詞を紡ぎ、再び髪を乱雑な手付きで撫でて。止めていた手を再び動かしてみかんを平らげては、皮を重ねて机の端に置いておき。「よく言われんのか…じゃあ、羨ましいって言われねぇ？」ＴＶや雑誌で得た情報によると女性というものは睫毛を印象的にする事に余念が無いらしく。そういった彼女達からすれば彼の持つ容姿は羨ましい限りなのではと考え首を捻る。離した手を炬燵の中へと潜らせては窓のガラス越しに外の風景を眺めて）

　(/　本体多忙でかなり時間開いてしまいましたが、一応返しときます。自分勝手でごめんなさい。そういう奴です←　)



　＿＿勿論、いっぱい遊ぶつもりー。(彼の助言に賛成したように、伸びをしながら語尾を上げて告げれば彼の笑みにつられて此方も自然と表情を和らげる。髪の毛をわしゃりと撫でられると瞳を閉じて大人しくそれを受ける。彼の行動や言動は先生のような親のような、身近に感じられて心地好くて、自然と受け入れてしまう。「んん。え、羨ましい？　言われたことないけど、それっておちょくってる？」　彼が聞いていることがいまいち分からず首を傾ける。己の睫毛が長いのが何故羨ましいのか。そう思う人が他に居るのか、己には理解することができずにぽかんと質問されたことを考えては、尋ねたあと、窓の外を見る彼の顔を、主に目周辺をまじまじと視線を向けて。)

　(/　今日からまたお相手募集します。新規さんも、見かけたことある人も歓迎ね。　ぼーいずにらぶらぶしましょう、はい。←　)

　(/　久々きたよ、こっちってことでお相手募集ー。←

　のんびり雑談ー、きゃっきゃいちゃいちゃーどっちでもいいんでおいでよー。)
　

　風呂上がったけどする事無いんだよなー。(首にタオルを掛け、頬をほのかに染めジャージ姿で炬燵に足を突っ込む。如何にも風呂上がりという装いで時計に視線を向けると九時半を回って間もない頃で寝るのにはまだ早くすることもなく取り敢えず横になり仰向けに。)
　



　(/　久しぶりに人待ちしよっかなー。炬燵はまだまだ健在です。お相手募集中←　)

　あー、腹一杯。(リビングにてテレビと向かい合わせの季節外れの炬燵に足を突っ込み乍、空になった食器を目の前に箸を置く。腹をさすりゆっくりと背後のクッションに倒れるようにして炬燵に仰向け状態で入り浸ると、スウェットのポケットからスマートフォンを取り出して指先を仕切り無く画面に触れて。)


　(/　今日もだらだら待機してるので、新規さんもお知り合いさんもどうぞー。お相手してくれると嬉しいな。　)

　あー、食った食った食ったー。腹は一杯になるんだけど物足りないんだよな、コンビニ弁当って。(休日の夜とて普段からコンビニで手軽な弁当を買い、ぺろりと平らげてしまえば腹をさすって床に仰向けに転がり天井を仰ぎ。何かははっきりと分からないが物足りない気分で床でごろごろと寝返りを打ちながら考えつつ、ぽかぽかランプが点滅するスマートフォンに手を伸ばして。)



　(/　おこたは無いけど久しぶりに部屋開けてみました。明日までお供してくださる方お気軽にー！　)

　あー…秋だねえ。(部屋の片隅にある扇風機は近頃触れることはなく網戸がら開きの室内に風が抜ける。少々伸び掛かってきたピンクブラウンの髪の毛が靡くと目を細めて一息つき、床にべたんと寝ころんでいた状態から起き上がり窓の外を遠い目で見ながら呟く。スマートフォンもインターフォンも音沙汰無く、レポートやアルバイトしか予定のない暇な夏休みを過ごしていた。)



(/　ちょっとーん、久しぶりに開けてみたよ。炬燵もみかんも無いけど、かわいこちゃんでも来てくれたら嬉しいなあ、うん。　)

(/　いい時期だね、ぬくぬくしようよって事でお相手待ってるよ。今日限りでも置きレスでも大丈夫だから好きなときにおいでー。　)





──あー…、うまそ。(火傷をしてひりひりとした右手の人差し指を口にくえながら、目の前にある鍋焼きうどんを眺めて至福の表情。鍋焼きうどんといっても、スーパーに売っているホイル容器に水を入れてそのまま加熱するタイプの簡易なものだが餓えていたのと手間が掛からないという点で即買い物籠に放り込み今に至る。暖房の効いた暖かい室内のテーブルに礼儀正しく正座して夕飯を迎えて。)

(/　今日も募集掛けようかな。新規さんでも来たことある人でも誰でもいいからだべってってよー。　)




…ンンン。(顔まですっぽりと毛布にくるまり、明るい色の髪の毛だけが布団からはみ出ているという異様な光景を作りつつも、未だにベッドから起き上がれずにだらだらと時間を過ごし。学校の講義もアルバイトも入っていないということで気が済むまで眠っていようかなんて考えては布団の中で手に持っていたスマートフォンを枕の下に押し込み。)