お姉ちゃんおかえりー(姉の声が聞こえてきたと思えば二階にある自室から出て、階段をゆっくりと降りながら述べる。「ジュ、ジュース…?わかったー」姉からの頼みを受ければ断れるハズもなく。はぁ…とため息をついて冷蔵庫へと足を進めた。お菓子を食べる姉を見れば自由気ままだな、なんて思い薄く笑みが溢れた。