【bl】ある研究室での日常。

…全く、皆して俺を猫扱いするんだからぁ。
(宥められるように髪を撫でられれば、溜め息混じりに諦めたように肩を落とし認める発言をし。「でも君はその道のプロだけどね。…う〜…やっぱり外は寒いなぁ…」他の人にはそうそう照れる事なんてないが相手だと度々不本意ながら照れてしまう事もありため、プロだと軽く笑い。手を引かれつつ研究室を後にし、外に出れば予想はしていたがやはり寒く肩を竦めながら相手も手を握り返し。

愛されキャラっすもんねー…、困った事に。
(嫉妬心が無い訳では無いが相手がそういう性格だという事も分かっているので同じ様に諦めた様な笑みを浮かべては上記を述べて撫でていた手を下ろして。「俺だけ知ってる悠斗さんっすもんね。…少しは温かくなるかな。」独占欲がくすぐられるのか度々自分の前でだけ照れる相手に少し嬉しそうに笑ってみせて。寒そうな相手を横目で見ると上記をぽつりと呟き、着ていた上着のポケットに繋いでいる手を入れて)

…俺みたいな研究馬鹿より、人懐っこい君の方が愛されてると思うけどなぁ…
(愛されキャラという自覚はなくむしろ変わり者だと思われていると思っており、どちらかと言えば相手の方が周りに好かれるタイプではないかとたれ目を更に垂らせて微笑み。「…本当、君には適わないよ。…啓介くんの体温で温かいよ、ありがとう」惚れた弱みか相手には適う所がないとクスクス笑い。相手が繋いだ手を上着のポケットに入れてくれれば、相手の体温が伝わってきて温かさを感じお礼を言えばぴとっと相手に寄り添うように歩き

んー…、けど悠斗さんは可愛いっすからねー…。
(恋人の贔屓目なのかなんなのか分からないがさらっと呟いては此方に微笑みかける相手に不思議そうに返して、それでも自分が相手の事を独り占めしていると考えては口元を満足げに緩ませては「へへ、ならよかった。俺もぬくいっすよー。」上着に入れた事により此方に寄り添う様に歩く相手の横を歩いては食堂迄の距離がいつもよりも短く感じてしまって)

俺が？ないない、可愛いのはむしろ啓介くんの方だよ
(可愛いと言われると自分の何処がと疑問に思えば見当たる節もなく拒否するように首を左右に振れば、相手を見上げやっぱり大型犬のようだなんて思えばクスクス笑い。「啓介くんは俺のカイロだね」と悪戯っぽく笑っていれば食堂が見えて来て

俺?!俺こそ無いっすよ!(勢い良く否定する様に片手を横にパタパタと振っては首も数回横に振って。自分の何処が可愛いのか、と信じられない様子で目を見開いて楽しそうに笑っている相手を見て。「悠斗さんの手も温かいんっすよ?」と自分だけが温かいのではないのだと相手に緩く笑っては食堂に入る時に先程言った様に、名残惜しい乍らも相手の手を離して)

…そんな事ないよ？俺から見たら十分…あ、でも格好いいの方が似合ってるかも。
(勢い良く否定する相手に笑って、自分から見れば可愛く見えると言おうとしたがふと格好いいというフレーズが思い浮かび、自分の貧相な体型より幾分も逞しそうな体格の相手にそっちの方が似合ってるとにこにこと相手を見て。「本当？俺も啓介くんのカイロになれるかな〜。…またいつでも繋げるよ」自分も温かいと言って貰えれば相手にとってのカイロになれるかなと呑気な口調で言っては、名残惜しそうに手を離す相手に気付きへらっと笑って。

(/今日は寝落ちますね〜お相手感謝です!
また明日〜おやすみなさ〜いﾉｼ

…あー…、本当に悠斗さんは…。(自分の恋人に格好いいと言われて嬉しくない訳がなく、照れた様に片手で目元を覆うとはぁ…、と大きな溜息を吐いて。ちらりと横目で見ればにこにこと此方を見る相手に困った様に眉を下げて微笑み返して。「なれるっすよ。…じゃあまた研究室戻る時を楽しみにしときます。」と肩を竦めては帰りを楽しみにしようと此方に明るい笑顔を零す相手を連れ立って食堂の列へと並びに行くと自分は早々にラーメンを注文して)


(/此方もそろそろ寝ようと思っていたので…!おやすみなさい、また宜しくお願いしますッ)

ははっ、照れてる照れてる
(自分の発言に照れた様な仕草をする相手をからかう様に人差し指で指差して愉し気に笑い。「ふふ、よかった〜。うん、何だか小さいデートみたいだったね〜」単なる食堂までの道程も相手とならデートの様だと思えば嬉しそうな声色でその事を伝えながら相手の後ろを着いて行き、ラーメンを注文する相手の隣で周りの食事をしている人達や様々なメニューを見れば、優柔不断が顔を出しどれにしようかとメニューを見詰め悩んでおり

…悠斗さん、冗談キツいっすよ。(例え其れが相手にとって冗談では無いとしても人前、しかも多くの人が居る前でこの状況は困ったものなのか相手の額を指先で軽く突いて。「先輩と居ると何処でも楽しいっすからね。…ラーメンは、俺のでよければ分けてあげましょっか?」最初はバレる、と躊躇っていた相手でも嬉しそうな様子の相手に自分も安堵した様な笑みを浮かべて。自分の昼食を受け取って相手に目線を送ると未だに悩んでおり、トレーを両手で持って相手の方へと近づけば少し心配そうに相手に尋ねて)


(/少し予定が立て込んで来るのが遅くなってしまいました、申し訳ない…!;;)

…うっ…ははっ、ごめんごめん〜
(額を突かれればぎゅっと目を瞑り声を漏らし、公共の場だという事をすっかり忘れており相手が人前を気にしている事に気が付けばそれに合わせる様に感情の篭っていない謝罪をへらへらと笑いながら述べ。「あっ…なら、今度家に泊まりに来る？…本当!?…じゃあ俺、パスタ頼むから分けっこしようか」相手の発言に嬉しそうに微笑めば思い付いた様に泊まりに来ないかと誘い、一人暮らしだし相手ならいつでも歓迎だなと考えており。相手がラーメンを分けてくれると言えば嬉しそうに相手の方を勢い良く振り向き、当初選ぶ予定であったパスタを頼む事にしどうせなら二人で分け合えば両方食べられて良いのではないかと考え、どう？という様ににこっと笑いかけ

(/いえいえ!大丈夫ですよ!私も時間空いてしまう事ありますし!
どうかお気になさらず〜

全く…。お泊まりっすかー…、いいっすね、それ!(へらへらと力なく笑う相手に仕方なさそうに眉を下げては溜息を吐いてぼそっと呟き。自分は自宅通いなので両親が居ない時にしか相手を泊める事ができないが一人暮らしの相手の家に泊まりに行くのにはわくわくするし、何より夜迄一緒にいれるならと考えれば自然と嬉しそうな笑顔を見せて。「了解、じゃあそれで決定で。」と迷っていた相手が笑いかけるのをみて自分も満足げに頷き、いつもは研究でぶっ通しな相手がちゃんと御飯を取るのを見て何処か安心している様子で）


(/ありがとうございます…!)

ははは…。啓介くんならいつでも歓迎するよ
(溜息を吐き呟く相手に返せる言葉が無く眉を下げ笑ったままで。相手が嬉しそうに賛成してくれれば、相手なら特に畏まる必要もないしいつ来てくれても構わないと此方も嬉しそうに口角を上げて。「じゃあ俺、頼んで来るから、啓介くん席取っててくれる？」相手が頷くのを確認すれば受付の方を指差して自分は頼みに行くというジェスチャーで、ラーメンを持ったままの相手に重いだろうし席が無くなると大変だと席取りを頼み

(/いえいえ!

じゃあ今度の休みくらいにでも泊まりに行きたいっすねー。(まだまだ学生の身なので簡単に泊まりに行けないが週末や連休にでも泊まりに行けたら、くらいのつもりで既に考えていて。其の所為か何処か頬を緩ませては相手に微笑み返して。「はいはい、じゃあ先に行ってるっすね。」と相手の指示通りへらりと笑えば先に進んで行き、空いてる席をちょうど良く見つけると其処に自分のトレーを置いて。相手は大丈夫だろうか、と受付の方を振り返りつつも自分の席へと腰掛けて)

どうぞどうぞ。その時は鍋でもしようか
(相手の微笑みに応えるようににこっと笑い、一人ではなかなか鍋をしないがそろそろ食べたい時期だと思っており相手が来るなら丁度いい機会だと此方も楽しみで既にメニューまで考えていて。「うん、すぐ行くから…」席を取りに行ってくれる相手の背中を見送れば、受付で頼み出来るのを待っている途中、男友達に声を掛けられ何やら話しており。

よっし!二人で料理出来ますもんね。(鍋なら二人で準備出来るし二人でのんびり食べる事も可能だ、と早い乍らもその時が来ないかなぁ…、等と頭の中では考え始めていて。「……、遅いっすね。」席を取ってあるのはいいもののやはり受付も混んでいるんだろうかともう一度席に座りつつ受付の方を見れば相手が他の男と喋っている相手を見つけて何処か不満げに眉を顰めて。席を離れる訳には行かないものの机に頬杖を突き乍ら相手の様子を見守って)

うん、わぁ〜楽しみになってきたなぁ
(相手の考えている事と似たような事を此方も考えていて想像すればへらりと笑い。男友達とも話終わり手を振って別れれば丁度パスタが出来上がったようでそれを受け取り、相手の待ってくれている席へと来れば「お待たせ。」とトレイをテーブルに置き相手の向かい側に座り

そうっすよね!早く連休とかになんないかなぁ…。(想定以上に相手の家への宿泊計画が楽しく会話が進んでは嬉しそうに笑い乍ら近くに連休がないことを少しばかり残念に思って。「…ラーメン伸びちゃうっすよ。」とさっきの件があるのか相手がやってくると、相手の顔をちらりと見ては困った様に眉を下げては視線を自分の昼食の方へと戻して)

連休はなかなか来ないからねぇ…
(同じく連休なんて近くに無く残念そうな声色で眉を下げて困った様に笑い。「あ、うん。ごめんね、食べよう食べよう!頂きます。」相手の表情に気が付きどうかしたんだろうかと思いながら待たせてしまったからかなと謝り、食べようと誘えば目の前の料理に手を合わせて食べ始め

うーん…、冬休みとか?(困った様な笑みを浮かべる相手の表情を見て一番近い連休と言えばそこら辺だろうか、と考える素振りを見せて。「そっすね…頂きます。」先程の親しげな様子なら友達だろうか、等と考えつつ自分も両手を合わせて軽く云っては箸を持って目の前のラーメンを啜り始めて)