透さん 俺って透さんの何を知ってんだろ…(カウンターの方へ行ってしまった相手を見送れば、相手が自分の事を少し知ってくれていた事に嬉しさを感じていたが自分はというと相手の事を何も知らないことに気づかされ凹んだように小さく呟き。ため息ひとつ吐けば邪魔だとばかりに伊達眼鏡を外しテーブルの隅に置き、遠目に相手を見ればテーブルに頬つけてその様子を眺め)