Laz. 2013-09-28 03:51:44 |
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>ルセ
ん~、別に隠すようなこともないからいいけどな~(相手の申し出にも特に嫌がるそぶりも見せず『私は人間の世界で言う嵐を生み出す嵐龍の末裔だぞっ。最も今の私にそこまでの力はもう無いけどな~』と自身について語りだし
>焔
ふんふん、なるほど……へええ、興味深い
(何度も頷きながら手帳にペンを走らせて、ひと段落するとコーヒーを一口含みながら)
古い書物の一部になら似たような言い伝えを見たことがあるが、こうして実際にお目にかかるとはね。
(付箋を辿って手帳をぱらぱらとめくりながら片手でサンドイッチを頬張り)
>焔
とは言っても、至極曖昧な御伽噺のようなものだがね。
(サンドイッチを半分ほど食べ終えると、残り少なくなったコーヒーのグラスを揺らしながらそれを飲み干して)
偶然似たような種族がいたのか、当時の技術では分析できなかった自然現象を未知の第三者に関連付けて記録したのか、詳しい事は一切分からない……だから私もこうして会うまで、龍が実在するものとは思っていなかったよ。
(やや口早に言い終えるとバーマンに向かって「コーヒーおかわり」とグラスを差し出し)
>ルセ
そうかっ、確かに私たち龍族は人前にはまずめったに姿を現さないからな~(曖昧なものだと聞くと納得した様子でうんうんと頷きながらローストビーフサンドの最後の一口を口に放り込めば『私たちの故郷、龍の渓谷では何者の出入りも許さなかったからなっ』と続けて
>焔
ふむ、人間以外の種族には外部との交流を嫌うものも多いと聞くが、龍族もそのひとつなんだな……
(また手帳にペンを走らせると、残ったサンドイッチを一気に平らげてコーヒーを飲み「ごちそうさま」と一言告げて)
>ルセ
私たち龍族の力は強いっ。だけどだからこそ、その力を扱う私たちは力を振るう時と場所はしっかり考えなくちゃいけないんだっ(軽い口調から一変、真剣な口調になって上記を言えば『だけど過ぎた力は望まなくたって戦いを呼ぶから…、だから私たちは外との繋がりを断つしかなかったんだっ』そう語る口調には自然と熱が入り
>焔
そうだな……私自身もこれで"人より長く生きている"身だ、力を求めて争いが起こる姿は幾度となく見てきた。「そうでもしなければ」と言う君達の意思は、よく分かるよ。
(真剣に語る相手の様子を見るとこちらもやや顔を引き締めて落ち着いた口調に落とし、握っていたペンを手放すとグラスの中の氷を揺らしてカランコロンと音を立て)
>ルセ
うんうん、わかってくれるかっ!(相手が理解を示してくれたことが嬉しかったようで満足げに何度も頷き
ん?人より長く生きてるってことはルセも人間じゃないのかっ?(自らの話も一息つけば思い出したように相手へとそう問いかけて
>焔
ああ。私もそのような争いに巻き込まれた事が何度もあるからね。本当に。
(嬉しそうに頷く相手の様子を見てふっと微笑み)
うん?確かにそう言われるとそうだな、私が人間なのかどうかについて……いまひとつハッキリとは答えづらいが、簡単に言えば「改造された人間」という所だろうね。主に寿命の点で。他にも色々あるけれども。
(どこかにやりとした笑みを浮かべながら他人事のようにはてさてと言葉を並べて)
((P.S.いつも遅くてすみません……_:('' 」 ∠):_))
>ルセ
あればっかりは何回体験しても慣れるってことはないよな~…(相手も自分と同じように幾度となく争いに巻き込まれている身だと知り、同意を求めるように言い
ん~改造…かぁ、もしかしてロボットかなんかかっ!?(説明を聞き、内容はよく理解出来ないながらも自分なりに勝手な解釈をすれば『もしそうなら、あれ出来るのかっ?ロケットパンチ!』と目を輝かせ話を飛躍させて
(/いえいえ、お気になさらず~
>焔
当時は私も少しおかしい状態だったからどうにかなっていたものの、今同じように巻き込まれてうまくやり過ごせるという自信は無いな……(過去の自分を振り返っては情けないような苦笑を返して)
ははっ!言うと思ったよ!いや、残念ながらメカは使っていないんだ。かつては不老不死の研究をしていて、私はその産物といった所さ。
(想定していた反応を返されて明るく笑いながら、「まあ完全ではないのだけれど」と付け足して)
>ルセ
争いを受け入れられるぐらいに感覚が麻痺していたとかそんなとこか~(当時の話を持ち出した相手へと自身の推測を口にして
不老不死っ!?それって確か禁忌じゃないのかっ?(相手の正体を知り、驚きを隠しきれない様子で
>焔
ああ、そうだな、……そうだったんだろうな……
(少しばかり目を伏せると氷のすっかり溶けたグラスをぼんやりと見つめて)
「この世界を解き明かすには、人間の命は短すぎる」――私の父はそう言ったそうだ。子供だった私はそれを教えられて一切疑わなかった、からこそ今この場にいるのだけれどね(「随分と異常な話だ」と呟くと皮肉げに笑って見せて)
>ルセ
そうか…、実を言うと私にもそんな時期があったんだっ…、いや、それよりももっと私は狂っていたと思う…(自身の言葉を自ら否定をすれば『私は、命を奪うことにさえ躊躇いを感じなかったっ…』歯をギリッと鳴らし、忌々しげに息を吐いて懺悔をし
ルセは真っ直ぐだなっ。私はそれでいいと思うぞっ、確かに普通の人からみたらズレた生き方かもしれない、でも、そういう生き方だって信じて突き進めばそれもまた一つの道になると私は信じてるからなっ(肯定的に、まるでそうであって欲しいと望むようにそう口にし、一息つけば『久しぶりに語ったから少し喉が乾いたぞっ。ミルクティーを一つだっ』とバーマンに注文をし
>焔
きみも、そうだったのか……(相手が同じ経験を持つ者であると知ると、少し驚いたような顔をしてから静かにふっと微笑んで)
私が、真っ直ぐ?……人にそのように言われたのは、はじめてだ。
(きょとんとした顔をすると、自分の事を知ってなお明るく接してくる相手に戸惑いを隠せずふらふらと視線を泳がせて)
>ルセ
ルセも命を奪うことを厭わなかったことが…?(同じだという相手に恐る恐るそう尋ねて
私にはその考えを本当の意味では理解出来ないっ。それでも理解出来ないからと否定するのは違うと思うんだっ(ニッと歯を見せて笑ってみせれば注文したミルクティーを一口飲んで
>焔
ずっとそうだったよ。目的の為ならどんな手段を使うことも厭わなかった。ここにたどり着いて、私を友と呼んでくれる者に出会うまではね。
(少し照れくさそうな顔をして「冷えてきたね、ホットコーヒーを一つ」とバーマンに告げて)
きみは……優しいんだな。私の身の回りに居る者は皆、私の事を知ると何かと文句を言ったり避けたりしてくるんだが。(おどけた様子でちょいと肩をすくめて)
>ルセ
そうかっ、ルセは居場所が仲間が出来て変わることができたんだなっ(納得した様子で頷き『それはとても幸せで素晴らしいことだっ』と心底羨ましそうに言い
…私は一族では鼻つまみ者だったからな…、だから否定されることの悲しみ、辛さはよくわかるんだっ。だからこそこんな思いは他の人にはさせたくないんだっ(強い意志を込めてハッキリと言い切って
>焔
普段はマッドサイエンティストだなんて言われている私だからこう改まって話すと少し、その……恥ずかしいんだけどさ。(頬をほんのり赤らめて視線をそらし)
ここに訪れる者くらいなんだ、私を普通のヒトとして扱ってくれるのは。別に普段の生活が嫌って訳じゃないんだけど、人並みに会話をして、笑ったりして、……そういう"ごく普通の"空間が、私はどうやら凄く嬉しいみたいでさ。本当にありがとう。
(はにかむような笑顔を浮かべると照れ隠しにコーヒーを一口すすり)
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