館の主人 2013-09-23 23:05:59 |
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……此処、か。
《手元にある小さなメモ用紙に書かれた地図と照らし合わせれば、それは、確かに目の前にある大きな屋敷を示していて。自分の能力を漸く制御出来るようになった矢先、魔術師が集うと言われる館への案内状が届いたのだ。遠い親戚にそう言った類の人間が居たことや、自分に生まれつき備わっていた能力については重々理解していたが、いざ本当に案内状が来ると胸が高鳴り、ろくに準備もせずに家を飛び出してしまった。食料は途中で底をついてしまうし、金は今後の為に残しておかなければいけない。結局、やっとの思いで此処に辿りついた今、体力はすっかり削られ、もうヘトヘトだった。肩から下げた大きなボストンバッグの紐を力強く握り締めれば、中へ入る扉を開こうと歩み寄り》
(/いきなりですとやり辛いかもしれませんので、取り敢えず絡み文を置いてみます!こんな感じです!)
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