冴我 屋上か、じゃあ、行くか! (屋上。それはカップルの名所という事で今も沢山のカップルで賑わっているだろう。己達が行ったら周りの人達のように彼氏彼女、何かと間違えられないかな。叶わない恋だと分かっているからそんな馬鹿げた期待を胸の奥に隠していて。己の返答に答えた相手の手を引っ張って屋上へ向かう。「うちも、お腹空いてんの、」何て口実をしているもののそれは己なりのアピ-ルだった/、