「絶弥!!!!」 カバのような婆センコーは、その汚らしい大きな口からこれまた大きな大きな声で僕の名を叫んだ。 僕の名前は、望蘭 絶弥(ボウラン ゼツヤ) なんとも厨二臭い名前だが、 絶望が大好きな僕としては 苗字の【望】と下の名の【絶】をとり、入れ替えれば絶望と言うなんとも嬉しい名前だ。まるで、人々に絶望をあたえる為に現れた天使だとこれまた厨二臭い事を思っている。