……どうした、こんな時間に…(突然ふわりと温かみが己の体を包めばふと窓から視線を映す。其処には微かな月明かりに照らされる整った顔立ちの人物が。何時もとは違って少し柔らかい物腰で問い掛けてはゆるりと小首傾げ。しかしこんな遅い時間に来るとは何か其れなりの用事があるのだろうか…、)