トピ主 2013-09-04 00:22:23 |
![]() |
通報 |
(声を掛けた後、漸くハンカチを外した彼女が此方を見上げる。随分泣いたのか未だ潤んだままの瞳は僅かに赤くなっており、一瞬だけ絡んだ視線に何故かドキリとする。気の利いた言葉が見つからず立ち尽くしている己を横切りさっさと電車へと乗り込む相手、乗らないのかとばかりに此方を振り返る様子を見てはっと我に返り、慌てて乗り込み。時間帯のせいかやはり電車内はがらりとしていて。何と無く彼女が気になり、音を立てて閉まるドアの近くに突っ立ったままちらりと視線をそちらに移し)
――…おねーさんさ、何で泣いてたの。
(明るい車両内で改めて見る相手は、化粧はしていないようだが綺麗な顔立ちをしている。初対面にも関わらず、気付けば話し掛けてしまっていた。しかもいきなり核心に触れるとか、空気が読めない餓鬼だと思われただろう。でも気になったんだから仕方ない。適当にその辺にさ迷わせた視線をちらちらと相手に移しながら反応を待ち)
(/あ、それから年齢の欄にミスが…申し訳ありません;高2となっていますが正しくは高3ですorz
此方こそこれから宜しくお願いしますっ!)
トピック検索 |