t. 2013-08-23 20:06:27 |
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__、
(不思議と捨てないで、とかは口から出なかった。もうわかってたから。__御免なさい、役立たずな執事で。取り敢えず荷物をまとめて出て行けとの事だった。は、馬鹿らしい。やっぱり僕は役立たずだ。何も出来ない馬鹿な奴だ。「_____っ、」ぐらり、ぐらり、世界が廻った気がした。膝は冷たい床に落ちて、悪寒がする。荒い息に頭痛。「_____早く、しないと」壁に寄りかかってゆっくりと立ち上がる。)
______お嬢、様 ?
(こんなとこで何してんのと続けて相手を見つめた。長い袖が纏わりつくように水分を吸い上げて手首に巻きついてる。あんな濡れタオルなんか持ってるからだよ。馬鹿じゃないの。「___帰って、もう君とはお別れだから、ゲ-ムはもう終わりだ。」執事としての忠実心なのかなんなのか。彼女を意識していたのは前から思ってた。もうどうにでもなれ。)
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