超エリート専門高　『聖リーゼル学園』

錐咲
おお・・・面白そうな奴発見だ　（悪そうな笑いを浮かべて相手に近づく。「なにしてんだー」と棒読みで言うと同時に相手の頭に国語辞典を落とし

霧ヶ崎

にゃぁｯ!!､
( 声がしたため相手を確認しようか｡そう思って振り返ろうとした瞬間頭に落とされた重い何かに奇声を発しながら思い切り肩を震わして｡

≫璃恋ちゃん
痛いなーもう……
（はたかれたところをさすりながら歩いて
≫蓮
暇そうだね、蓮
女の子に乱暴しちゃダメだよ
（先ほどの仕返しとばかりに六法全書で相手の頭をはたき

≫紅亜ちゃん
蓮がごめんね？
大丈夫だった？
（ゆるく首を傾げては苦笑いして

錐咲
えー、なにー、どうかしたー？　（無表情なまま明らかな棒読みで首をかしげ

久賀
・・・ってぇ！おい、なにすんだよおい　（歩いてるところをいきなり辞書ではたかれ「もう一本ネジが飛ぶところだったじゃねえか」と頭をさすりながら相手を見て

久賀＞
別に､久賀は悪くないだろ?､
( 不思議そうに相手をみつめてみて｡


霧ヶ崎＞
お前なぁ−･･･､
( 若干怒っているのか拳を握るもすぐさま緩めれば 「 止めろよ､殴るぞ｡ 」と言って｡

≫蓮
手が滑ったんだよ
ん？トッポさしとけば大丈夫大丈夫！
（笑いながら六法全書を鞄に戻し

≫紅亜ちゃん
あ、確かにそうだね
でもほら、謝るのはタダだし
（言われて初めて気づいた、というような顔をして微笑み

久賀＞
･･･へこへこ謝ってると､ｶﾞﾗの悪い不良Sﾗﾝｸに目ぇつけられるよ､
( 相手の身を按じて言ってやれば､まぁそうしたら片ずければ良いか･･･ ､ と｡

≫紅亜ちゃん
俺のSランクは走力だよ？
（へらりと微笑んで「大丈夫大丈夫」等と続け

錐咲
おー、怖い怖い・・・　（ははは、と愉快そうに笑えば「痛いのは嫌だな・・・。せめてなでなでにしてくれないか？」と笑みを浮かべたまま馬鹿な事をいい

久賀
お前な・・・　（呆れたように溜息をつくと「俺の体はトッポかっての」とつっこむが
俺の体は８割がトッポだ、覚えておけ　（テストに出るぞ？　となぜか自慢げに胸をはり

久賀＞
･･･そぅ､
( へらりと笑った相手に些か嫌悪感を抱いたものの､まぁ構わないか･･･ ､ と一人納得して｡

ゔ～…眠い…(木にもたれてウトウト

霧ヶ崎＞
私に優しさなんか求めるな､
( 眉根を寄せれば相手を睨み付けて｡「 とりあえず私は眠いんだ｡睡眠の邪魔をするな｡ 」と言えば､寝転がって｡

≫蓮
……………。
（何となく鞄から六法全書を取り出して、再び相手の頭をはたき

≫紅亜ちゃん
なんだか不満そうだね、
（相手の表情を伺って、困ったような微笑みを浮かべ

西条
お、カリスマ君じゃないか・・・　（そんな眠いあなたにこれ！　とCM風に何故かヤクルトを差出し

≫恭ちゃん
恭ちゃーん、こんなとこで寝ない！
（でこぴんを食らわせて

錐咲
おーい、錐咲ちゃーん　（相手してもらおうと思ったのに・・・と溜息をつけばその場に座り込んで本を取り出し読み始め

久賀
・・ってえなおい！　（なんだよ・・・と頭をさすり「まったく暴力反対だぜ」とぶつぶつ言い

西条＞
こんなとこで寝たら風邪引くよ､
( 話したことはない人だ｡けど､名だけは知っているのでほうっておくこともできず｡


久賀＞
･･･別に､
( ふい､と顔をそらして｡

霧ヶ崎＞
･･･ねぇ､ここにいない方が良いよ､
( 相手に背を向けたまま冷たい声音で言って｡

錐咲
お？なんでだ？　（本から顔をあげず「なにか面白い事あんのか？」と言うとようやく本を閉じ相手を方を向いて