七瀬葵 2013-08-08 22:31:51 |
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...また来たのか。
(ペンが紙の中盤に差し掛かった頃に聞こえた声。其れは己も良く知る声だった。何かと体が弱い、というか熱が出易い体質なのか、良く寝込むのを看病した事がある。そんな彼女の言葉を大体無言で受け流して、ふわあ、と小さく欠伸をした。彼女が来てしまった以上、書類は続けられない。ふう、と溜め息を吐いて言葉を続けた。「珍しいとはなんだ珍しいとは、俺だってやる時はやる。」くあ、と小さな欠伸を続けて、彼女を見つめた)
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