わっ・・・ありがとう、ございます・・・。 (急に軽くなった扉。思わず前のめりになり彼の胸元に飛び込む形となってしまい。小声でポソリとお礼を言い、瞳を閉じた。抱きしめられるの、好きだなあ。頬を緩ませ鼻面を犬のように彼の胸元へとこすり付ける。何かいいにおいがする。「大丈夫、起きてられます。」ヘラリと笑って見せるも、やはり其の表情は何処か眠たそう。)