- 妖 - Ayakasi (3L/制限有

名前/桑原 千尋　( ｸﾜﾊﾗ ﾁﾋﾛ )
性別/女
年齢/18歳(高3)
容姿/胸上まで伸びている髪は一度も染めたことが無く、墨汁で塗りつぶしたように黒々と染まっており、耳下で緩く二つに結っている。同色の瞳は少々視力が悪く、常にコンタクト使用。稀に眼鏡。制服は特に手を加えず型通りに着こなしている。私服は手軽なラフな格好が多め。身長165㎝。
備考/田舎生まれ、田舎育ち。物心が付いた頃から妖が見えるようになった。変化を好まず平和主義。クラス内でも目立つ行動は避け、一般人、常識人を保つように心がけている。妖に対しては些細な怪奇現象にしか出くわしたことが無く、慣れもあってか、平常通りに接する。その以上、以下の感情は抱いていない。幼い弟がいるおかげか包容力はそれなりに。幼い子供が好き、という一面も。
役柄/妖の見える人


―――うっわ。
(軒下から顔を覗かせると空は灰色の雨雲で塗りつぶされており、大粒の雫がアスファルトを叩き、無情に濡らしていた。先程までの晴天が嘘のようだ。肩を竦め、情けなく細い声を洩らす。頬に睫毛の影を落とし薄い布切れで髪を拭っていると、ふと、こそばゆいような感触が脛に走った。反射的に、鞄の持ち手を握る手に力が入る。雨に濡れた服が貼りつく、気色が悪い感触では無い。目線を落とすと、――猫のような、犬のような、不思議な小動物が頬を己の脛に擦りつけていた。その愛くるしい姿に脳を巡らせると、ふと浮かぶクラスメイトの噂話。雨の降る道で、足元にすり寄る人懐っこい妖怪。名前は――忘れた。己に纏わりつく奇妙なこの能力を実感するように溜息を吐けば、軒下の柱に寄りかかり、「……君も、雨宿り？」なんて自嘲気味の笑みを浮かべようか)


(/>18の者です！快いお返事有難うございます！改めて、参加希望させて頂きますね＾＾*)