土方 ──…チッ…、幕府の輩も多くなったもんだ…(手には煙管、赤く長いマフラーに×印の傷と目立つ格好をした己はあの高杉、桂と並ぶ攘夷志士の一人。小さく舌打ちをしたかと思えば低い声のトーンでそう上記を述べ再び煙管に口をつけ。ふと前方に目を移せば幕府の真選組隊服を身に纏った一人の男性、鬼の副長か…と笠も何も被っていないので少し危ないと思ったがとりあえずここはスルーといこうか。←