そ、だから君みたいに心臓とか、暖かさとか無いの。(ふ、と触れた手つきは慣れていて、相手の頬へと己の手の甲を当てた。相手が相変わらず何か怒っている様子にくすくす、と喉を鳴らし乍、笑い出すと、「はいはい、お子様は此処ね。君が他の所で寝たら、僕の存在意義、ないんだけど。」ソファ-に寝転がった相手を引き戻すように、すっぽりと己の腕の中へ。あったかい、なあ。)