あ~ー、やっとだやっと。(上半身を机に載せて小さく溜め息を吐き出す。相手の顔を見てくすくす、と微笑むと、「可愛いなあ、」とかまたからかうように続けて、ゆっくりと立ち上がる。さてさて、そろそろ時間だし、帰るか。もう仕事も終わったし、あいつからも何も言われないんだ。「...うえ、」それと同時に庶務が持ってきた書類、軽く20枚近くはあるか、いやだもう俺なにもやりたくない。)