主 2013-07-27 12:39:52 |
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( しばらくそのカフェで駄弁っていたが、さすがに昼ごろになるとそのカフェを出て、全員で街に買い物に出かけた。周りの子たちが最新の服や小物、バッグや化粧品など、たくさんの商品が並べられたショーウィンドウを目にしながら黄色い声ではしゃぐのを横目に、私は今日仕事上がるの何時だっけ、などと考えていた。めまぐるしく変わっていく景色に追いつくのだけで大変だったし、最近特に欲しいものはない。何か欲しいものができたらお客さんに勝ってもらえばいいだけの話。そんな思考を胸に、時が過ぎるのを待った。 )
…もうそろそろ時間じゃない?
( 夕暮。空が橙色に染め上げられていく。時間など気にした素振りなくはしゃぎまわる彼女たちに、ため息交じりに上記の台詞を投げかけた。するとハッと我に返ったように振り返り、と同時に大きなため息を吐く彼女たち。そんな同僚の姿に苦笑いを浮かべては、「ため息ついたって仕事はしょうがないでしょー」などと言って店へと足を進ませる。…さて、今日はどんなお客さんがお見えになるかな。なんて事を考えながら。 )
(( / いえいえ、亀レス推奨ですし、私もたまに遅れると思うので全然大丈夫ですよ! ))
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