栞のカレー早く食べたいな(無邪気に笑い掛けては料理を覗き込むように首を伸ばして「俺もどんな事があっても栞を守るし、一緒に歳を重ねて行くから」車椅子を相手に軽く当てて抱き寄せるように自分の上に乗せて至近距離で見つめて優しく囁いて「そんな顔するなよ」上手く笑えない相手の顔を見ては頬に手を添えて眉下げて述べると「車椅子だってバスケできるんだよ」と雑誌の折り目がついたページには障害者バスケの特集があり