柊 千歳 2013-07-15 13:44:45 |
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ただいまー…(ふわぁ、と欠伸をしながら買い物袋を抱えながら店内へと帰って来て、「てんちょー、そろそろお店開ける時間ー…」と呼んでみて。冷蔵庫に食材やドリンクを入れると、店内をしっかり掃除してからメイド服へと着替えて。ハイヒールをしっかり履いてからチョーカーを手に取り、再度「てんちょー?」と呼んでみて。溜息ついてチョーカーをつければ、お店の看板をOpenに替えて中でお客さんを待ち始め
下から物音が…(まさか今帰ってきたのかと慌てて階段を駆け降りるとソファに小さい影を見つけ、見慣れた相手のメイド姿に、「あぁ、ちゃんと帰ってこられたのですね」(と安堵の息を漏らしつつ自分もメイド服へ着替えるために奥の部屋へと消え
買い物くらい1人で行けますよー、(と皮肉たっぷりの言い方で言うと、奥の部屋へと消える相手に溜息をついて。「お客さん来ないかなー…」とかポツリと呟きながら、ソファに座ってしばらく待機していて。「てんちょー、まだー?」といつまでも現れない相手に文句を言うと、不貞腐れたような表情で店長とお客さんを待っていて
まぁ、無事に帰ってきたので良かったですよ(頭にいつものように薔薇とリボンのほどこされた髪飾りを付けながら部屋から出てくれば「そうですね…お客様、いらっしゃいませんかね」(と相手の隣に座ると「夜月くん、そんな顔ではお客様は来ませんよ。昨日も言いましたが作り笑顔というものを…(と母親のように口うるさく文句を言い出し
俺はこういう顔だからいいんですー。(とめんどくさそうに答えを返せば、「お客さん来ねーぞー。」と昨日に引き続きクレームをつけ始め(←)。笑顔笑顔と連呼する相手に対し、「なあ店長、店長、店長、てんちょー?」と無駄に店長を連呼して対抗して。「お客さんまだかなー…」と少し寂しげに呟けばぼー、とドアの方を見つめ始め
じゃぁ無理やりにでも口角あげてやりましょうか?(笑顔で言いながらのりを取り出すと相手の口角を指で上げそのままノリで固定しようとし、「とりあえず脱げば2,3人はくるんじゃないですかね←
「…ぁ?なんべんも店長連呼すんな(ドスのきいた声で普段とは真逆の口調で言えば「まぁ気長に待ちましょうね」(と何事もなかったかのように座り直し
はっ、はなひぇっ‼(と必死に抵抗して手を離させようとして、ノリを見て慌てて手足をジタバタさせ始め。相手のドスのきいた声を聞けばビクッと肩を震わせ、若干涙目になりつつも「ごめんなさい…」と怖がるようにシュン、肩を落として俯き。「はーい…」と怖がったままの口調で同意すると、怯えるように座り直してお客さんを待ち
「分かればいいんですよ、分かれば(ニコニコと愛想の良い笑顔を浮かべれば「何怖がってるんですかー」(と相手の様子に目を丸くしながらも機嫌を直そうと思い、ジュースを入れようと立ち上がってキッチンの奥へと足早に消え「にしてもお客様がいらっしゃいませんね(と独り言をこぼし
べ、別に怖がってなんか…(と否定するも涙が零れ、慌てた様子で涙を拭い始め。ヒク、エクッと泣き始めてしまうと、本人も慌てて涙を止めようと必死で拭い続け。お客さんのことなど考えるられず、ただひたすらに止まらない涙を拭い続けて、しばらくしてからようやく泣き止むとうずくまってしまい
あー、あー、すいませんって(泣き出した相手にちょっとやりすぎたなぁ、なんて少々反省しながら背中を撫でてあげるとうずくまってしまった相手に困りながらも「ジュース、飲みます?今日のはいつもよりお高めのオレンジの100%ですよ、ついでにクッキーもついちゃいますよ(などと必死で機嫌を直そうとし
くず…ひっく…(と子供らしく泣き止むとジュースという言葉が聞こえ。やはりまだ子供、甘い物には弱いのか、素直に「……飲む…」と承諾して顔を上げて。ゴシゴシと目の周りを擦ると涙を拭い、ちゅー、と美味しそうにオレンジジュースを飲み始めて。お客さんのことなど忘れており、ただひたすら美味しいジュースを飲むことに没頭していて
「…はいどうぞ(相手の機嫌が治り、ほっ、と息を付けばコップを手渡しながらも、やはりまだ子供だなと微笑み「そんなに目をこすったら痛くなってしまいますよ(とハンカチを取り出せば目の周りを優しく拭いてやり「…お客様来ませんねぇ←
お客さん来ないな…(とすっかり泣き止んでソファにチョコンと座って入口を眺めており。先程からしばらく経つのだが未だにお客さんは来ず、溜息つきながらも少しドアを開けて外を見てみたり。しかし思いの他暗かった所為か直ぐにドアを閉めてソファに戻り、クッションを抱きしめながら誰か来るのを待ち続け
んー…いらっしゃいませんね(こちらもドアを眺めながら溜息混じりに呟くとハッ、としたような顔をしてキッチンへ向かい「先日、知人から美味しいお店のマカロンを頂いたんですよ、ご一緒に食べますか?(カチャカチャと食器を準備し始めティーポッドの蓋を開ければ鼻腔をくすぐる紅茶の香りに目を細め
ただいまー…(ガチャ、とドアを開けて店へと入ってくると重そうなレジ袋を抱えながらキッチンへと歩き。買い出しに行っていたのか、ふう、と溜息をつくとソファに座って足をぶらぶらさせながら誰か人を待ち。折角だから、と思って看板をOpenにしてメイド服に着替えるため二階へと駆け上がり、しばらくしてメイド服姿で降りてきて再度ソファで人を待ち
誰も来ない…(むすー、とした表情でソファに寝転がり、なにやら新メニューを考え始め。「チョコレートケーキとクレープでしょ、パフェもいいかな…」なんて呟きながらメニューを手に取り。紙に新めにゅ~!、と書くと、「夜月特製イチゴパフェ」と「夜月特製チョコレートケーキ」、「夜月特製バナナクレープ」と他のメニューの漢字を見ながら書いてみて
…てんちょー…(とソファに横になりながらふと呟き、「暇だなー…」と寂しそうに言えば、「寂しい…のかな」と感じたことのない不安に審判になりつつドアを見つめて誰か来るのをひたすら待ち続けて。お店の看板をOpenに替えると再びソファに寝転がり誰か来るのをひたすら待ち続け
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