主* 2013-07-12 23:00:45 |
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ええ、此のドレス、お父さんから頂いたものの中でもお気に入りのだから。
(今己の手に持っている薄桃色のドレスを見ては微笑浮かべ、相手の言葉に頷いて上記を口にする。”着替えの手伝いは不要か”そんな当たり前のことを問い掛けてきた執事。相手の問い掛けに驚いて振り向き「いっ、要らないわよそんなの!一人でできるわ、」そう慌てて返答した。頬にほんのりと熱を感じ、また慌てて後ろに向けば「ほらっ、着替えるから!」と早く出て行くように急かす。意地悪だ、そんなこと聞いて来るなんて。だが、あれ位のことで胸が高鳴ってしまう自分に腹が立ってしまう。そんな余計なことを考える己の両頬をパン、と叩いて気持ちを切り替えた。)
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