主* 2013-07-12 23:00:45 |
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……すぅ..。
(寝息を立て、眠る。―…『ねぇ貴方!私の執事にならない?』―昔、貴方を引き取った頃の夢を見ていた。懐かしいな…、確かあの時は、お父さんと一緒に行った先で椿を見掛けたんだっけ。―『ねぇお父さん、私あの人執事にしたい!』―必死に頼んだのを覚えてる。父は最初は困ったように何とか私に諦めさせようとしてた。でも、粘って御願いしたら父は、椿を執事にする事を承諾してくれた。…もしかしたらあの時から私は椿を―…瞼を開き、目を覚まし、ぼやけた視界で周りを見渡す。そうか、何時の間にか寝てたんだ。目を擦りながら「椿…?」と執事の名前を呼んで。
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