[ ｶｹﾞﾌﾟﾛ ] ｼﾝｱﾔ [ NL ]

(/えっと..申し訳無いのですが今日来られなかった場合はｷｬﾗﾘｾさせて頂きます、)

(/再募集します。来てくれるのを御待ちしていますね、)

(/入っても宜しいでしょうか?、ﾛﾙは置いておきますね)

ふぁ…(夏も、もうそろそろだろうかと言う程に太陽に照らされる教室。周りは机に一つの紙を置いて、それに向かって大変そうにﾍﾟﾝを走らせている。それは、勿論ﾃｽﾄ中だからであるが。そんなﾃｽﾄ中に一人欠伸をすれば先生にも怒られる訳ー……ではない。毎度毎度、何をやっていても自身の再生紙の桁は3桁なのだ。だから誰も自分に咎めようとしない。窓を見ても、机を見ても、頭に浮かぶのは微かに視界の中に入る、相手のまだ空欄のﾃｽﾄの問題。“2回目の問題なんて猿でも分かる。”ﾎﾟﾂﾘと誰にも聞こえていない…、もしくは聞こえているのかも知れないが聞こえないﾌﾘをしているのかは知ったこっちゃないが、呟いてはいつもなら眺めない筈の窓を眺めた。

(/勿論良いですよｰ!、非似ですが宜しくお願いします、)


...?、(何なんだこの問題は。授業でやった時と全然違うじゃないか。唯一書けてるのは簡単な計算問題のみ。諦めた様に机に突っ伏すと相手の呟きが聞こえたのかﾁﾗﾘと隣の席に居る相手を見て。彼はもう終わった様子。また100点なんだろうなぁ、なんて密かに思っているとﾃｽﾄ監督が此方にやって来た。その手にはﾌｧｲﾙがあり、黒い笑みを浮かべながら容赦なく叩く。ﾃｽﾄ中に寝るな、とのこと。別に寝ていた訳じゃない..が、反論など出来る筈も無く渋々と体を起こし再びﾃｽﾄ用紙に目を移し解ける問題は無いかと探して、)

(/わわ、入れてもらえて幸いです!!、)

………ｯﾌ、(もう、やることも無い寝ようかと思いつつ、眼を窓から自身の机へと変えようとした時、必ずと言って良いほど入る窓際の席の彼女の姿。しかも、丁度彼女も自分と同じ事を考えていたのか寝ようとした所をﾃｽﾄ監督に叩かれた様だ。その行為に思わずｶﾞﾗにも無くｯﾌと吹き出してしまい。もう一度ﾃｽﾄに顔を向けて悩んでいるのであろう、行為にも笑えてしまい顔を伏せながらｸｽｸｽと耳まで赤くして笑えば、前に影が来て。それでも構わず笑っていると、彼女と同じ様に黒い笑みを浮かべながらﾌｧｲﾙで叩かれ。成績さえ良ければ良いじゃないか、なんて考えが頭をよぎる。そして、思った事は、これが自身のひねくれている理由か。と言う事。そこまで痛くのない頭を押さえながらそんな事を考えて。今まで答えなんか直ぐに出る筈だったのに、出ないなんて久し振りだ、)

(/私の方こそ入ってくれて幸いですよ、)

...珍しいなぁ、(隣から己と同じく頭を叩かれる音が聞こえｸｽと笑みを溢すと小声でﾎﾟﾂﾘと呟き。彼みたいな優等生でも注意されることに驚く。ｸﾗｽﾒｲﾄの一部からは何処からか笑い声が聞こえてくる。席が隣の二人が注意されたのだから自分でも笑ってしまいそうだが。ﾎﾞｰｯとﾃｽﾄ用紙を見ていると段々睡魔が襲ってきてしまう。瞼が重くなってきて先程怒られたばかりだと言うのに眠ってしまいそうだ。すると丁度良くﾁｬｲﾑが校内へと鳴り響き、ﾃｽﾄ終了。途端に教室がざわつき始める、)

(/素敵ﾄﾋﾟでしたので…!、ｼﾝｱﾔとか美味しいじゃないですか!!←)

…お、おい。(ｸﾗｽﾒｲﾄからの笑い声なんか気にせず、先程完全には聞こえなかった彼女の呟き、それを聞こうと思ったらﾀｲﾐﾝｸﾞの良いﾁｬｲﾑの音。今まで、自身から彼女に話し掛ける事なんて滅多に無かったから声を描けるのにも酷く、緊張してしまう。これも馴れ、なのか。はぁ…と溜め息を一つ洩らせば、彼女の机の真ん前へ行き聞きたい用件を言おうと、口を開けるもそれは緊張のせいか中々言葉が出ない。可笑しい、他の奴等だったら普通に言えるのに。口をﾊﾟｸﾊﾟｸさせているとぎゅっと口を瞑り顔を少し赤らめれば多分、自分は引きこもりになるだろう。と一人決め付け、)

(/ｼﾝｱﾔ美味しいですよね!、ｼﾝｱﾔ本命なので作っちゃいました、← )

んｰ、どうかしたの?、(筆記用具を片付け終わりｷｮﾄﾝと首を傾げれば不思議そうに目の前に居る彼を見て。彼から話し掛けられるというのは滅多にない為、驚きと喜びが混じりあった様な気持ちだ。この調子でもっと他の人と話せば良いのに、と思ったのは秘密にしておこう。ｸﾗｽﾒｲﾄの男子はﾃｽﾄが終わったという喜びに溢れてるのか変に騒いでいる。何故男子はあんなに単純なのだろうか。否、ｼﾝﾀﾛｰ..彼はあまり騒いだりしないから煩い男子とは違うのかもしれないが。女子達は楽しくお喋りﾀｲﾑ。何人かのｸﾞﾙｰﾌﾟに分かれているのは女子の習性みたいな物だと思う。先程よりも暑くなってきた教室に扇風機だけが回っていた、)

(/ｼﾝｱﾔ本命ですか…!、私はnlですと、ﾏﾘｾﾄ、ｾﾄﾏﾘ本命でs←黙/ｼﾝﾀﾛｰ君中々用件行かなくてすみません、生ぬるい目で見てあげて下さい、←)

あ、あの……、(ちゃんと自分の変な声の掛け方にも反応を示してくれる彼女。俯いているのにも無論、理由がある。“何を言おうと思ったのか、忘れた”からだ。そんな自分から彼女に声を掛けておいて、忘れました。なんて許される筈がない。もう、そんな危機的なﾊﾟﾆｯｸに陥った時は雄共の騒がしい声も、雌の甲高い声も、教室を照らしている太陽の暑さも感じなくなっていた。ｸﾞﾙｸﾞﾙと思考回路をﾌﾙｽﾋﾟｰﾄﾞで回しても出ない答え。そういえば、この前男子が“あ、用件忘れた”“何だよｿﾚ”という会話を聞いた。こんな感じに彼女に言えば良いのか。自分では感じなくなっていた暑さも、やなり体は感じている様で一筋の汗が頬を伝った、)

(/ｾﾄﾏﾘも美味しいのですがやはりｼﾝｱﾔです←　大丈夫ですよ、ｼﾝﾀﾛｰ君可愛いでs←　あ、ｼﾝﾀﾛｰって呼ぶのとｼﾝﾀﾛｰ君って呼ぶの、どっちが良いですか?、← )

...具合でも悪い?、(俯いている彼を見れば心配そうに顔を覗き込み。すると相手の顔が少し赤い様な気がした。熱でもあるのかと相手の額に触れるが熱は無い...が、もしかしたらこの暑さで体調が優れないのかもしれない、と勝手に思い込み。それならすぐに保健室に連れて行かなくてはならないだろう。今日の時点で既に熱中症で早退した人が3人。他のｸﾗｽでも早退した人が結構居るらしい。益々心配は募っていくばかり。保健委員を呼ぼうにも誰が保健委員なのかさっぱり分からない。委員を決める時、書いた紙は何処かへと消えてしまったし..。自分の物の管理力の無さに呆れ肩を落とした、)

(/ｼﾝｱﾔ美味しいですよね、ﾍﾟﾛﾍﾟﾛﾑｼｬｱです← ｱﾔﾉちゃんﾏｼﾞ天使です、お嫁に…!、後ろのｼﾝﾀﾛｰ君のｵｰﾗが怖いでs← 此処は本家のｼﾝﾀﾛｰでっ!!←)

あ…、いや。 えと……きょ、今日一緒に帰らないかっ!?(自分の体調を心配してくれる彼女に何故だか、嘘を吐いている様な気がして罪悪感が募る。自身の額に触れられた時はさすがに、驚いたがこれをﾁｬﾝｽにしてしまおう、と。しどろもどろになりながらの誘いは彼女が自分に興味が無かったら、次からは変態男として認識されるかも知れない。もしかしたら、ｸﾗｽ…学年…学校全体からも。言うならば、人生最大の“賭け”と言うべき。その誘いの言葉を言うときは自身でも顔が火照っているのと、心臓の鼓動が早くなっているのが分かった。彼女はいつもこんな思いをして自分を誘ってくれているのか。彼女の管理力の無さに肩を落としている彼女の姿を見てそう思った、)

(/ｼﾝｱﾔは美味しく頂きます←　嫉妬してるｼﾝﾀﾛｰ君可愛いです、このｼﾝﾀﾛｰ君も頂きまry←　了解しました!、 )

...ｼ、ｼﾝﾀﾛｰと一緒に?、(驚きを隠せず一瞬ﾎﾟｶﾝとしてしまったがすぐにﾊﾟｧ、と子供の様に笑みを浮かべると勢い良く何回も頷く。彼から誘われるなんて嬉し過ぎて頬が緩んでしまう。何故こんなにも彼の一言で自分は一喜一憂しているのだろうか。この感情は何て言うのか良く分からない..が、友好的な感情は抱いている訳で。いつもは自分から誘っていた為、誘われるとは思ってもいなかった。外からは楽しそうな男女の会話。彼にも彼女が出来たらあんな風になるのだろうか。彼の隣に女の子が居る様子を想像すると何故か少し胸が痛んだ。気のせいだと自分に言い聞かせると風が教室へと吹いてきて髪を靡かせる。)

(/ｾﾄﾏﾘは美味しく頂きます← 安定のｾﾄﾏﾘ可愛いです。永久保存しまs← )

あｰ…、うん。別に嫌だったら良いけど…。(ﾎﾟｶﾝとした表情を見せた後、笑顔に首を縦に振り頷く彼女を見てもこんな事を言う。彼女はいつも気配りが上手いから、自分に嫌な思いをさせない様にしているのではないか、と。こんなんだから、ﾍﾀﾚやら、自己中等と言われるのだ。まぁ、自己中でも自己中なりの気配りがあるがな。どうせ、自分から誘ったんだし何処か寄り道でもしていくか。ふいに思いついた案は我ながら名案だと思う。ｹﾞｰｾﾝ?、ｶﾗｵｹ?、ﾌｧｰｽﾄﾌｰﾄﾞ店?色々と案は出てくる物の自身に合うものや、彼女の好きそうな物が分からない。ｻﾜｻﾜと吹く夏風を感じながら一人延々と悩み続けた、

(/ｾﾄﾏﾘは見てて癒されますね←　ﾏﾘｰちゃんがｶﾉとかと仲良さそうに喋ってるの見て嫉妬するｾﾄ君欲しいです← )

ううん、全然嫌じゃないよｰ。寧ろｼﾝﾀﾛｰから誘ってくれるなんて嬉しいし、(相変わらず緩んだ笑みを浮かべた侭首を横に振れば何の躊躇いも無く上記を述べ。彼からの誘いなんて滅多にないことだから断れる訳が無い。彼は知らないだろうけど一部の女子生徒に彼は人気だと聞いたことがある。その女子生徒達に見られたら恨まれるだろうなぁ、なんて内心苦笑しながらも断るつもりは無い。こうして話している間にも女子生徒がｷﾞﾗｷﾞﾗと目を光らせ見ていたら恐ろしい。きっと暫くはﾄﾗｳﾏになり、同じ同性であるのにも関わらず話すことが出来ないかも、)

(/ｼﾝｱﾔは見ててﾄﾞｷﾄﾞｷします。ﾄﾞｷﾄﾞｷで壊れそうです← 良いですね!! ｱﾔﾉが孤児院組と仲良くきゃっきゃっうふふしてるの見てて切ない気持ちになってるｼﾝﾀﾛｰ君欲しいです←)

あ、ありがとう…。そうだ、帰りどうせだし何処か寄ってくか?、(少々照れながらも御礼と提案の言葉を述べる。こんな風に照れるのは初めてだ。もし、帰りに何処か寄ってくことを彼女が賛同してくれたら行く場所は彼女に任せよう。何時もなら、そろそろﾁｬｲﾑの鳴る時間、少し頬をらしくもなく緩めると彼女に背を向けて時計を見る。見た時に気づいた事、今日はﾃｽﾄ週間の為帰宅するのが早くなるのだ。=、もう帰宅の時間。昼飯もまだだし、どうしようか、)

(/もう1000%ならぬ2000%loveですね←　うわ、それ見たいですね。ｶｹﾞﾌﾟﾛの女の子達は皆から愛されてれば良いと思います、← )

あ、そうだねｰ。お昼ご飯もまだだし、何処かで食べて行こっか、(彼の提案には乗り気な様子。何処かで食べると言っても何処が良いだろうか。彼の好みとか分からないし..、少しでも聞いておけば良かったと今更ながら後悔。思い浮かぶのは赤い髪をしたﾋﾟｴﾛみたいな人が居る例のお店(※ﾏｯｸです←)や、眼鏡を掛けた全体的に白いお爺さんのお店(※ｹﾝﾀｯｷｰでs←)。他にも色々と思い浮かんだが何と表現したら良いか分からない為、省略(←)。頬杖をつきながら考えていると再びﾁｬｲﾑが鳴る。本日の授業は全て終了。教室からは徐々に生徒が少なくなってきた、)

(/yes!hapyyﾗｲﾌですね(※主にｼﾝｱﾔが)、 そういえばｼﾝｴﾈとかって画面の向こうの子とどうやって恋するんですかね。ﾊﾀから見たら不審者ですよry←)

おう、ﾄﾞﾅﾙﾄﾞが居るとこかｶｰﾈﾙ叔父さんの居るとこ、何処にする?、(全く、彼女と同じ様な事を思っていたが随分と考え方は違う様だが。正直、ﾌｧｰｽﾄﾌｰﾄﾞは何れも特別好きな物は無いので彼女の好きな物で良いのだが。それと気になるのは財布の中身。昼飯代とｹﾞｰｾﾝやｶﾗｵｹやらの遊び代。隣の席の自身の鞄から鞄ごと取り、財布を取ると中身の確認。凡そ、1万5000円位ある。友達が居なかったのと、遊ばなかったの、まぁ良い方のﾃｽﾄを取ってきたせいか余るに余っている。家にもまだあるし、貯金もあるから今日全部使って大丈夫か。ふぅ、と息を一つ吐けば彼女の分も奢ってあげようか、と考え。鞄に財布を戻すと丁度、電気がﾊﾟﾁﾊﾟﾁと消された、)

(/ﾈﾀ知っててちょっとﾋﾞｯｸﾘでs←　もう二次元大好きな変人ですry、　あ、ｼﾝｱﾔとｼﾝｴﾈどっち派ですか?、← )

じゃあ、ﾄﾞﾅﾙﾄﾞの所にしようかな、(あの赤いﾋﾟｴﾛの顔は好まないが赤を沢山使っている為、嫌いでは無い。電気を消されると同時に席から立ち上がり鞄を持てば、"ｼﾝﾀﾛｰ早くｰ"と余程楽しみなのか扉の所まで駆け足で行き。多分彼には子供みたいだと呆れられてるだろう。彼を待っている間に鞄から赤いﾏﾌﾗｰを取り出し首に巻く。この猛暑にﾏﾌﾗｰを巻くなんて可笑しいかもしれないが、これは自分にとってのﾋｰﾛｰの証。だから取り外そうとは思わない。自分はあの子達のお姉ちゃんでﾋｰﾛｰだから取ってはいけない、)

(/私もﾋﾞｯｸﾘしました、因みにｾｼﾙ君派でs← ｷｽとか画面越しですね。ｷﾓry←、 勿論ｼﾝｱﾔです。ﾄﾞﾔﾘ←、ﾄﾞﾅﾙﾄﾞで一番好きなﾒﾆｭｰをっ!!!←)

了解、(まぁ、赤か白かと言われれば昼なら赤だろう。白は夜食べた方が美味しい、というのが俺の結論である。そんな事を考えていたらふいに耳に届いた急かす様な彼女の声、子供みたいだなと思いつつも“分かった、”と無愛想に返し。鞄を持ち、彼女の横に並ぶとこんな夏なのにﾏﾌﾗｰを付けている。確か、細かい詳細は教えてくれなかったが約束…?だから取らないと言っていた。でも、流石にこの夏の中ﾏﾌﾗｰはｷﾂｲだろう、彼女の首元を指で指すと“汗疹出来るぞ”と。別に自分がなる訳じゃないのだから関係のない話なのだが。いつから俺はこんな御人好しになったのか、そう思いながら教室の扉をｶﾞﾗｶﾞﾗと音を立てながら閉めた、)

(/翔ちゃん派ですね、ちっちゃいの可愛ry、←　二次元に入り込んでるんですね、分かります←　やはりｼﾝｱﾔですよね!、正直、ｶｹﾞﾌﾟﾛの恋愛なりきりでｼﾝｴﾈってあると苛つきます←　ﾀﾞﾌﾞﾙﾁｰｽﾞﾊﾞｰｶﾞｰです!、← )

んｰ、じゃあどうしようかなｰ、(流石に汗疹が出来るのは嫌だ。でもあの子達の約束も破りたくないし...。はぁ、と溜め息を吐けばﾏﾌﾗｰを外し代わりに赤いﾘｽﾄﾊﾞﾝﾄﾞを付ける。今日ばかりは仕方無い。一応、何かしら赤い物を身に付けておけば良いと我らが秘密組織の隊員、ｷﾄﾞに言われた記憶がある。怒られたらその時はその時だ。通気性の良いﾏﾌﾗｰを後で買っておこう。それと今度からは保冷剤なども持ってこよう、と決め。廊下を歩きながら隣を歩いている彼を見れば突然"ｼﾝﾀﾛｰって絶対赤似合うよねｰ"なんて言い出し、)

(/翔ｾs…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ翔ちゃんも好きです、ｼｮﾀｼｮﾀｰ!!← 私もです!、正直ｾﾄｶﾉってあると苛つきます← ﾀﾞﾌﾞﾙﾁｰｽﾞ美味しいですよねっ!でも、私はﾌｨｯｼｭﾊﾞｰｶﾞｰです!!、)

お、案外似合ってんじゃん、(いつもの彼女のﾄﾚｰﾄﾞﾏｰｸと言って良い程にﾏﾌﾗｰを何時も巻いている彼女。そんな彼女がﾏﾌﾗｰを巻かないなんて初めて見るかもしれない。でも、その代わりなのか赤のﾘｽﾄﾊﾞﾝﾄﾞをつけている彼女。案外似合っていた為に声に出して褒めた。何故だろう、今日はｶﾞﾗでも無いことを延々とやり続けている感がある。廊下を歩いていると突然、赤が似合うなんて言われて。彼女に赤の服を見せたのはﾊﾞﾀﾊﾞﾀしてて赤のｼﾞｬｰｼﾞを着ていた時しかない。あれは黒歴史にも入る。そんな黒歴史を掘り返す彼女に“そうか…? ｱﾔﾉの方が似合うよ”と返しておき、)

(/良い御趣味をお持ちですねっ←　何か最近ｶﾉ受け増えてません?、消えるのは早いですけど←　ﾌｨｯｼｭﾊﾞｰｶﾞｰ美味しいですよね← あ、ﾎﾟﾃﾄも好き← )

そ、そうかな..?、(褒められると言うのは正直慣れてない。嬉しいけど何だか照れくさい。頬が微かに赤くなっているのは暑さのせいでは無いだろう。靴を履き替えていると心地良い風が吹いてくる。しかしそれも束の間。すぐにｼﾞﾜｼﾞﾜと暑くなってきてしまう。"ｼﾝﾀﾛｰの方が似合うと思うけどなぁ"と靴箱に靴を入れながら言えば外に出る。どうしよう、予想外の暑さだ。そう言えば今日のお天気のお姉さんが"今日の最高気温は37℃でしょう"と言っているのを思い出した。多分かなり上回っていると思う。今だけ冬が来て欲しい。この侭では溶けてしまうと言っても過言では無いだろう、)

(/ﾌﾌﾌ…、そちらこそ、良い人物を好きになりましたね← ｱﾚですよ、小さいから、受けなんですよ。身長ちっさ、ﾌﾟｷﾞｬｰですよ、確かに!!← ﾎﾟﾃﾄは塩たっぷり派です←←)

うん、今日何か買ってくか?、(問い掛けてくる彼女にｺｸﾘと頷いて、少し笑みを見せながら問いかけて。彼女は、自分がそこら辺の普通の女子より魅力的なのを気付いていないのか。そんな事を考えながら靴を履き替えると、校舎の外に出てから “…へ?、え。えと、ありがとう………”と述べて。ｼﾞﾘｼﾞﾘと焼き付けるような太陽の暑さに溜め息さえ出る。此処は、ﾀﾞﾗﾀﾞﾗと外で雑談して体力を消耗するより早く、店に行ってｸｰﾗｰの効いた店内で雑談する方が効率的には良いだろう。彼女の手を掴むと “ほら、早く行こうぜ” と歩きながら言う。彼女は多分覚束無い足取りだと思う。そのぶん、振り返り彼女の鞄を引ったくる様に取ると、また彼女に背を向けて歩き始め。こんな、炎天下。外に居たら体力的にも精神的にも参ってしまう、)

(/こんなに気が合うとは...感激です←　あ、確かにｶﾉは小さいですね←　あ、別にﾁﾋﾞなんて思ってry、　塩たっぷりでｶﾘｶﾘ派です!、← )

今のところ欲しい物って無いんだよねｰ、(頬を掻きながら苦笑すると困った様に述べて。彼は何か欲しい物は無いのだろうか、と疑問に思い彼の様子を伺おうとしたら不意に掴まれる手。驚いた様に目を丸くすると同時に先程よりも頬を赤く染めながらも何とか平静を装い"う、うん..!"と頷くが少しだけ声が上擦ってしまった。何だか今日の彼は優しい気がする..と言うより絶対優しい。何時もなら無愛想で此方から誘わなきゃ一緒に帰ろうとしなかったのに。先生に怒られたり、優しくなったり本当に何か有ったのだろうかと心配してしまう。気付いたら鞄も持っていてくれてるし、今更ながら鞄重くないかな、等考え、)

(/じゃあ、此方は吐血物です…!!← このﾁﾋﾞg((← べ、別にｶﾉｾﾄ好きとかじゃ、ないんだからねっ!← あ、それ大好きですっ!!、)

んｰ…、小物とか…?(頬を掻いている彼女同様、自分もﾎﾟﾘﾎﾟﾘと頬を掻くと自身は今日、何故こんなに彼女に尽くしているのだろう。と疑問が沸き上がり。うｰん…と頭を捻っていると “んｰ…、でもやっぱりｱﾔﾉの方が赤も似合うよ” と。述べた後にはなんて恥ずかしい台詞を言ったのだろうと顔を暑くなるくらい赤くすると溜め息を一つ吐いて。ｼﾞｰｼﾞｰと微かに鳴る蝉の声に、空を見上げると太陽の眩しい光。思わず手を眼の上に当てて光を遮ると眼を少し細めて。なんてこんなに暑いのだろう。校門を潜るとより一層太陽の光が強くなり、)

(/吐血したら駄目ですよ!、←　ｶﾉｾﾄ美味しいですよね、美味しすぎてﾍﾟﾛﾑｼｬｱです、←←　ﾎﾟﾃﾄはｶﾘｶﾘの方が美味しいですよねｰ、ﾌﾆｬﾌﾆｬﾎﾟﾃﾄには塩たっぷり付けます← )

小物...、(ふと思い浮かんだのは一時期ｸﾗｽで流行った紅鮭ちゃんｽﾄﾗｯﾌﾟ(←)。別に興味が有るとかでは無いのだが何となく思い出してしまった。紅鮭ちゃんｽﾄﾗｯﾌﾟのことは忘れようと首を横に振れば他の物は無いかと考え。小物と言えばﾌﾞﾚｽﾚｯﾄとか..なのだろうか。あまりお洒落はしたことが無いから分からない。自分とは違い他の女の子達は本当に可愛い人ばかり。可愛らしいﾌﾞﾚｽﾚｯﾄやﾈｯｸﾚｽも付けてるしﾏﾌﾗｰしか付けない自分とは大違い。"...えへへ、有難う"なんて笑みを浮かべると彼の顔が赤くなっている様に見えた。そんな彼を見ればどうも可愛く見えてしまい思わずｸｽｸｽと笑ってしまい、)

(/ ｸﾞﾌｫ!!!……← ごめんなさい、ｾﾄ受け廃でry← てかｾﾄ君廃です←← おぉ…!!ｶﾘｶﾘに塩が付いているやつとか、ふにゃふにゃに凄く塩付いているやつとか大好きでs← )

えｰと…、ｽﾄﾗｯﾌﾟ?とか…? ( 全くｽﾄﾗｯﾌﾟ等女子系のものの知識がない自分には何が何だか分からない為、疑問形になりながらも言うと彼女が丁度首を横に振った為、少し悲しくなるもｸﾞｯと呑み込んで。ｽﾄﾗｯﾌﾟで思い出すのは妹が付けている変な微生物のｽﾄﾗｯﾌﾟやら生足のｽﾄﾗｯﾌﾟ等。自身は『ｽﾄﾗｯﾌﾟ?、そんなの一度も買わないし欲しくもねｰよ男子』だった、因みに過去形である。 “いや…、まぁ、本当の事だし” と言えばｸｽｸｽと笑っている彼女に気付きそっぽを向き “……馬ｰ鹿” と呟き、)

(/うわあ、死なないでｰ!、←　ｾﾄｲｹﾒﾝですからね、受けでも攻めでもいけると思u←←　ﾎﾟﾃﾄ食べたくなってきた...、← )

...あ、じゃあお揃いにしようよｰ、(良いことを思い付いたとでも言いたげに彼の手を引っ張れば"ね?"と笑みを浮かべ。誰かとお揃いにしたことが有ると言えばｷﾄﾞだろうか。ｶﾉとｾﾄには内緒で買った可愛い携帯ｽﾄﾗｯﾌﾟ。勿論今でもそれはちゃんと付けている。あの時のｷﾄﾞの照れ顔は可愛かったなぁ、なんて思い出に浸っていると彼から聞こえたのは馬鹿という言葉。"馬鹿なんかじゃ...!"無いと言い掛けたが己のﾃｽﾄの結果を思い出すと馬鹿じゃないとは到底言えない訳で。彼は頭が良いし馬鹿とは言えない、寧ろ天才と言うべきだろう。)

(/ ｹﾞﾌﾞｫｯ……!!← 、因みにｼﾝﾀﾛｰ受けは…。うん、ｽｽｽｽｽｷｶﾅｯ!?←← ⊃ﾎﾟﾃﾄ ﾔﾒｲｯ!! )

御揃い…?、( ｸﾞｲッと引っ張られる手にﾊﾞﾗﾝｽを崩しながらも体制を直せば、彼女に問い掛け。“御揃い”というものは今までやったこともないので些か不安である。でも、よく考えると唯のお遊びの様な物なので其処まで緊張する必要は無いかと考えると笑みを浮かべる彼女に “…、別に” と返して。無愛想で味気の無い返事にも、きっと彼女は返してくれるのだろうと思っていると彼女からの言い返そうとする声。このまま、やっていてもｷﾘが無いだろうし、もうﾏｯｸも見えてきた為彼女の頭を数回ﾎﾟﾝﾎﾟﾝと叩くと “ほら、見えたから、さっさと入ろうぜ” と。大きな交差点の中、佇む店を指せば救急車が鳴る音が聞こえてきた。こんな交差点じゃ、しょっちゅう事故なんてあるだろうな、と横目に見れば踏み出し、 )

(/ぎゃああry、(黙、)　ｽｽｽｽｽｷﾀﾞﾖｯ!!、勿論BLのみですg←　わｰい、←← )

...駄目、かな?、(ﾁﾗﾘと彼を見上げる様に見れば小さく首を傾げ。別に強制はしないが出来ればお揃いの物が欲しいと密かに思っていなくも無い。本人に言ったら嫌がられるかもしれないから言わないけど。彼の手が己の頭に触れていると気付き、やっぱり今日の彼は変..だと思う。そして彼の言動一つ一つでこんなにも鼓動を高鳴らせている自分も変だ。頷こうとしたところで救急車の音。救急車の音は嫌いだ。人が怪我をしたり亡くなるところは見たくない。此方に近付いてきてるのか音は大きく聞こえてくる。何が有ったのだろうかと心配に思うが兎に角無事なことを祈っていよう、)

(/俺の代わりに……、ﾄﾞﾗｸｴ3を…← そうですよね、分かります。因みにｼﾝﾓﾓとかは受け付けません、ｼﾝｱﾔならﾊﾞﾘﾊﾞﾘ受け付けますがねっ!!! (黙、) 、 ﾔｯﾀｰﾔｯﾀｰ← )

…、勝手にすれば良い。(己を見上げるように視線を向ける彼女につい、無愛想な態度をとると溜め息を一つ吐き。別にわざと無愛想な態度をとっている訳じゃない。多分、元からそういう性格なのだ、きっと。ﾄﾝﾄﾝとｺﾝｸﾘｰﾄならではの靴の音が響き渡りながら歩いていくと耳に入った事、“子供が死んだ” 別にいつもなら、へぇ、そうなんだ。で終わるところだが何故だか今日はそうにも行かなそうだ。取り敢えず、いつもｸｰﾙｷｬﾗでやっている自分だからこそ今は見破られないようにﾎﾟｰｶｰﾌｪｲｽに徹底しなければ、)

(/⊃ﾄﾞﾗｸｴ3←←　ｼﾝﾓﾓとか禁断の恋ですね、(ﾔﾒﾛ、)　ｼﾝｱﾔなら喜んで受け付けます、←　あ、今日ﾎﾟﾃﾄ食べましt、←　ｴﾈちゃんって居ることにします?、← )

じゃあ後で雑貨屋さん行って買おうねｰ、(嬉しそうに笑みを浮かべると何を買おうかと既に考え始め。あまり可愛らしいのは彼が嫌がるだろうし、かと言ってｼﾝﾌﾟﾙ過ぎてもつまらない。動物のｽﾄﾗｯﾌﾟなら目立ち過ぎず地味過ぎず丁度良いかもしれない。ｻﾗﾘｰﾏﾝや主婦が歩いている中、聞こえたのは子供が死んだと言うこと。こうも簡単に人の命は消えてしまう物なのか。そんなことを考えていると思い出したのは己の母親、彩花が亡くなった時のこと。あの時はまだ小さくて、何が起こったのかも分からず母が亡くなったことを信じたく無かった。幼かった自分は泣いていることしか出来なかった。きっと父の方が辛かったのに、あの時の己は弱かったんだ。己が泣かなくなったのは弱い自分と決別する為。"私はお姉ちゃんだから"いつの間にかそれが口癖になっていた、)

(/ ⊃代金← ですね、ﾓﾓはやはり…。いや、うｰん←ﾋﾋﾞﾋﾖなら受け付けるが…、←← 今日、黒糖ﾛｰﾙ食べました← ｴﾈちゃんではなく貴音ちゃんが良いかn← )

あ、勿論ｱﾔﾉが選んでくれよな?…、(嬉しそうに笑みを浮かべる彼女とは反対に心配そうな顔をすればそう述べて。別に、選ぶのが面倒とか…でもあるが、本題は其処ではない。ｾﾝｽが無いと思うからだ。やはり、着けるからにはﾀﾞｻい物は遠慮したい。肩を落とせば、随分と暗い顔をした彼女。こういう時はどうしていいか、分からない。声を掛けるべきか。彼女に声を掛けようと手を伸ばしても何か、見えない様な壁に阻まれている様で、そうだ。彼女の自分は違うのだ。彼女は一生懸命努力をしている反面、自分は何も努力をせずに毎日生きている。生きる場所が違うのでは、と考えながら伸ばしかけの手を引っ込めて、)

(/⊃おつり←　ﾋﾋﾞﾋﾖも可愛いですよねｰ、ｼﾝｱﾔとﾋﾋﾞﾋﾖって公式cpですよね!!!、←　あ、今日は米粉ﾊﾟﾝでした←　じゃあ貴音ちゃんで←← )

あ、分かったｰ、(暗い表情から一変、何時もの様に緩んだ笑みを浮かべながら頷く。泣かないと決めたのに暗い顔をしていては心配を掛けてしまう。こんな様子だとあの子達がまた笑ってくれなくなってしまうかもしれない。気持ちを切り替える為に頬を軽く叩けばﾁﾗﾘと彼を見て。何故か思い浮かんだのは彼を動物に例えるとしたら、なんてこと。己が思うに彼は猫だと思う。それも黒猫だ。素っ気ない感じが実に猫っぽい。そして今日みたいに急に優しくなったりするところも。彼の前世は猫だったのでは無いかと疑ってしまう程だ。雑貨屋に行ったら黒猫のｽﾄﾗｯﾌﾟでも買おうかと考え、)

(/⊃ﾚｼｰﾄ(返す←) ﾋﾋﾞﾋﾖｰ!!、ﾋﾋﾞﾔが意外に変態だった為にﾊﾏﾘました←、あとｾﾄﾏry← 今日は、ｽﾃｨｯｸﾊﾟﾝでした← あ、貴遥も公式ですよねｰ、)

ん、…じゃ、早く店入ろうぜ、( 暗い表情から瞬く間に何時もの笑みを浮かべる彼女に安堵でもしたのか、肩を下ろせば、見られている事に気付き、恥ずかしさを隠すのも有るため上記を述べて。ずっと、立ち止まらずに歩いていれば、今頃ﾒﾆｭｰが届く筈だったと思う。そして、先ずこの炎天下の下、ずっと外に居るなんて自殺行為にしか思えない。息を一つ吐けば、目的地、僅か数十ﾒｰﾄﾙという距離を目指して足を踏み出し、)

(/⊃ｽﾏｲﾙ、←←　ﾋﾖﾘちゃんの毒舌っぷりにﾊﾏﾘました、←　ｾﾄﾏﾘは天使過ぎてﾔﾊﾞｲですね、←　今日はﾊﾟﾝ食べてない...、←　ﾂﾝﾃﾞﾚ貴音ちゃん可愛ry、)

...暑い、(ﾊﾟﾀﾊﾟﾀと手で扇ぐが生温い風が来るだけ。今年は異常気象だとか何とか...。でも流石にこれは暑過ぎる。涼しげな格好をしてる人が今だけ羨ましく思えてくる。...きっと先生達は今頃ｸｰﾗｰの効いた職員室で快適に過ごしている事だろう。各教室にも付けて欲しい物だ。彼が歩き始めると再び手を引っ張られる感覚。手を掴まれていたなんてこと、すっかり忘れてしまっていた。やっぱりまだ慣れないなぁ、なんて思っていると己も一歩一歩踏み出し。目的地まで後数ﾒｰﾄﾙ。これで暑さから解放される。)

(/⊃0円、←← いつの間にか貴方も立派なｱｻﾋﾅｰ← 相思相愛とか美味しいですprpr← 今日は食ﾊﾟﾝです、⊃ﾊﾟﾝの耳← 、遥可愛い、弟に来てほしっ…御兄ちゃんに来てほしい、←)

…涼しっ、( 残り数ﾒｰﾄﾙの所を歩き、扉を開けると上に掛かっているﾍﾞﾙがﾁﾘﾝﾁﾘﾝと高音を鳴らす。それと同時に流れ込んできたｸｰﾗｰ等のような冷気。定員達は、ずっとこんな涼しい所で接客業をしているのか。羨ましい…と思うが、あんなﾌｧｰｽﾄﾌｰﾄﾞの香りに毎日長時間居たくもない。取り合えず、席に着き、荷物を下ろすと彼女に “ﾒﾆｭｰ、何が良い?” と。さっさと、買った方が良いだろう。時刻は昼時、客も徐々に増えていくようで、)

(/⊃...(´・ω・`)←←　ｱｻﾋﾅｰならぬﾀﾃﾔﾏｰ←←　⊃鳩←　遥に勉強見てほしry、)

あ、えっとね...、ﾀﾞﾌﾞﾙﾁｰｽﾞﾊﾞｰｶﾞｰで、(ﾒﾆｭｰを見ながら選んでいると目に付いたのは何時も己が買っている物で。ﾎﾟｹｯﾄから財布を取り出すと幾ら有るか確認し此処で使えば残りは大体五千円位。これぐらい有れば多分夕飯の買い物にも間に合う筈。確か昨日買った食材も有ったから今日のうちに使わなければ。父は一応先生だし、今日は遅いとか言ってた気がする。と言うことは、今日は一人でご飯かな。あの子達はﾒｶｸｼ団って言うｱｼﾞﾄに居るってｶﾉに聞いた。多分、秘密組織の真似っこみたいな物だろう。それからは暫く会ってないし、体調崩してなければ良いんだけど、)

(/ ｺﾗｰ!!(`・д・´⊂=ﾊﾞｼﾝ←← 私はｺｳｽｹｰでs← ⊃粕←　貴音ちゃんと遥で勉強会やりたい←← ﾀﾞﾌﾞﾙﾁｰｽﾞ御好きですry←)

ん、了解。( 彼女から、注文するﾒﾆｭｰの声が聞こえると軽く頷きながら確認の声を出して。やはり、己は無難にﾌｨｯｼｭﾊﾞｰｶﾞｰだろう。飲み物は烏龍茶で良いだろうか、旨いし。近くに彼女が居るものの、何も聞かずにｶｳﾝﾀｰに並ぶ。そこまで、人は並んでいないが、待つのは面倒臭い。欠伸を一つ噛み殺せば、他の客が座っている席の窓を眺めて。今日も、平凡だなぁ、)

(/Σ(´□｀;)ｷﾞｬｰ←←　ｺｳｽｹｰ良いですね!、←　NO thank-you ←　ｼﾝﾀﾛｰ君とｱﾔﾉちゃんの勉強風景見てhshsしたry、←←　そちらこそﾌｨｯｼｭﾊﾞｰｶﾞｰ御好きですね、← )

..ｼﾝﾀﾛｰってﾌｨｯｼｭﾊﾞｰｶﾞｰ好きなの?、(彼の隣に並べばｷｮﾄﾝと首を傾げ。そう言えば彼のこと、全然知らない。彼は甘党なのか、辛党なのか。好きな物も何も知らない。でも少しずつ知っていければ良いかな、なんて。己はどちらかと言えば甘党の部類に入るだろう。多分甘党なのはｷﾄﾞも一緒。年齢が上がるにつれてちょっと男の子っぽくなったけど、甘い物好きなのは変わってないと思うし。窓の外を見れば同じ高校の先輩と思われる方を視界に捉え。恐らくあれは貴音さんと遥さん。...放課後ﾃﾞｰﾄみたいなものだろうか。仲良さそうで少し羨ましい、)

(/ ☆=(>∀∂)ﾃﾍｯ ←← 私は立派なｺｳｽｹｰ、ｺｺﾉｾｰ、ｼﾝﾀﾛｰでございます←←、 Oh …← ｱﾚですね、ｼﾝﾀﾛｰ君全然勉強してないですよね、教えてますよね← 美味しいので、←)

…、“旨いから食べる”、それだけ、( 少し悩む様な仕草をすれば、少し眼を細めて。己に、特別『好き』な物は有るのだろうか、昔から苦手でも“食べろ”と言われたら食べていたし。よく分からない。ふと、彼女を見ると視線は窓の向こうに向いている模様、視線を辿っていくと、其処には文化祭の時の二人組。彼女は頻繁にあの二人に会っているみたいだけど、俺は文化祭の時で最後。何だか、一方は俺に嫌味でも持ってんのか?、って言うくらい何か言ってくるけど、どうでもいいや、)

(/...その顔文字可愛いですね←←　ｼﾝﾀﾛｰはそのままですね、←　sorry 、←　はい、ｱﾔﾉちゃんは必死に覚えようとしてるのですよね、←　)

んｰ、確かにｼﾝﾀﾛｰって好き嫌いとかしないｲﾒｰｼﾞあるよね、(再び視線を彼へと戻せば前方に居た御客さんが丁度買っているところ。段々と人が増えて来る時間帯の為、扉の開く音が何度も聞こえる。その中には楽しそうな女子高生らしき人の声が聞こえ、後ろを振り返ってみると髪を染め如何にもｷﾞｬﾙみたいな女性が数人。あの人達の様な格好は好まないな、と思っていれば店員が自分達を呼ぶ声が耳に入り一歩踏み出せばお金を出す準備をして。もう少し来るのが遅かったらきっと此処はかなり待たなければいけなかっただろう。)

(/ …え?←←　そうなんですよ、あとｹﾝｼﾞﾛｳさんとか、← …激おこぷんぷん丸← そうですよね、IQ168とか、ｽﾞﾙｲです、神様は不公平です←←)

いや、それはｱﾔﾉの方だろ、( 彼女の方が、好き嫌いが無い気がする。その分、掴み所が無いのだが。何かをする訳でも無く、ﾎﾞｰｯと立っていると突如響いた定員が自分達を呼ぶ声。小さく驚きの声を洩らせば、彼女の方を向き“奢るよ、”と。自分で言うのも何だが、俺は何時からこんなﾀﾞﾝﾃﾞｨな紳士になったんだろうか。てか、ﾀﾞﾝﾃﾞｨってどういう意味だっけ。ﾁﾘﾝﾁﾘﾝと世話しなくなるﾍﾞﾙの音。徐々に客も増えていき、密度があり折角の涼しい冷房も温く感じてしまう。いつもの、ご注文はうんたらかんたら、という言葉を定員が述べれば、彼女と己の分の物を言う。其処まで、“暑くはない”のに首を一筋の汗が伝った、)

(/...え?←　ﾏﾘｰちゃんもそのままですね、←　わわ、怒らないで、ね?、←←　ｼﾝﾀﾛｰ君の頭脳欲しい、化物って言われても良いから欲しい、←← )

一応、家の孤児院の子達のお姉ちゃん代わりだったからね、好き嫌いするなって言われてたの、(過去のことを懐かしむかの様に話せば思わず笑みが溢れ。財布からお金を出そうとすると彼からの奢る、という言葉。本当にどうしたんだろう、今日のｼﾝﾀﾛｰは。そんなことを思っているうちに淡々と進められる会話。"...あ、ありがとう"と一瞬言うのを忘れてしまっていたが、ﾊｯと思い出した様に言えば今度は己が彼に奢ろう、と決め。それにしても店内は快適な空調設定にされていると思う。ｷｮﾛｷｮﾛと周りを見渡していると汗をかいている彼の姿。不思議そうに彼を見れば小さく首を傾げ、)

(/え?……っえ?← ﾏﾘｰちゃんはｺｻﾞｸﾗｰになります←←、ｽﾞﾙｲですよね、ｼﾝﾀﾛｰ君の頭脳も欲しいですが、ｱﾔﾉちゃんになって、貴音さんや、孤児院組と仲良くしてからｼﾝﾀﾛｰ君に勉強教えてもらいたい←←)

へｰ、偉いな。( 彼女の話を聞けば、感心したように、数回頷き。彼女の話を聞く限りは“だった”と言うので過去形であろう。そんな事を考えていると彼女からの突然の声に、軽く“ん、”と返しておけば今日は考えることが多いなと思い。彼女からの視線を感じながらも二人分の代金を出して。まさか、彼女が己を見ているのは自分に、何か付いているのか、)

(/困惑中なう←←　ｺｻﾞｸﾗｰだったら紫苑さんも居るんですよ、←←　ｼｮﾀｶﾉとｼｮﾀｾﾄとﾛﾘｷﾄﾞに会ってお喋りしたいですね、←　その時、ｾﾄがｶﾉの後ろに隠れてたら萌える、← )

そのお陰で私も好き嫌い無くなったし、孤児院の子達も食べてくれる様になったから一石二鳥..かな?、(まるで自分の弟や妹のことを話している様だ。嫌、実際血の繋がりは無いが己は兄弟、姉妹の様に接していたつもり。どうしても"お姉ちゃん"と呼ばれたくて頼んだことも有ったっけ。彼が自分の分もお金を出してくれているのを見ると申し訳無い気持ちが芽生え。今度父からお小遣いを貰ったら少し貯めておかなくては。素早く作業をしてる店員を見れば凄いなぁ、と感心。己だったら絶対無理だろう、)

(/ 動揺中なう、← ｼｵﾝｰで、良いじゃないですか←、薊さんは…えと、ｱｻﾞﾐｰ←←←　良いですね、ｾﾄがﾌﾟﾙﾌﾟﾙ震えてたらｽﾏﾎで隠し撮り、)

へｰ、そっか…、( 楽しそうに、嬉しそうに話す彼女を見れば、相槌を打って。羨ましい、とかでは無いのだが自分にはそういう自分のした事で、誰かが変わったというのは無いから実感が沸かない。まあ、妹なら居るが最近は成長して変わってきたし。そんな事を考えながら、店員が差し出してきた己等が頼んだﾒﾆｭｰを受け取ると、彼女に小さく声を掛けては踏み出し、)

(/そのままじゃないですk、←　最近ｾﾄ受けにﾊﾏｯてしまいまして...、ｾﾄが可愛すぎて仕方ないんですよ、←← 　あ、そうだ。今日学校で思ったんですけど、これってﾙｰﾌﾟ後とﾙｰﾌﾟ前どちらにしましょう?、←← )

...あれ、ｼﾝﾀﾛｰって兄弟とか居たっけ?、(丁度良く二人が座れる様な席を見つけると其処に腰を下ろし、上記を述べて。彼に弟や妹が居るなど聞いたことは無いが、もし居るとするなら彼は絶対お兄ちゃんだろう。何故だか直感的にそう思った。彼はﾊﾟｯと見、無愛想に見えるかもしれないが本当は優しくて面倒見の良い人だとここ数ヶ月で分かった気がする。御客さんも増え、ｻﾞﾜついてきた様子。人の出入りが激しいのか扉が開く音、閉まる音が何度も聞こえてくる。嗚呼、今日も変わらず賑やかだ。こんな日々がずっと続いていくことに少し幸せを感じ、)

(/ 私はもう、とっくにﾊﾏっております←←、 え、え、え、え、え、どちらでも良いですよ、←←← )

あｰ、言ってなかったっけ…。俺のところには、妹ならいる。( 彼女に続き、席に腰を下ろしては、そう述べて。言ってなかったかなぁ、なんて思いがｸﾞﾙｸﾞﾙと頭の中を廻る。まぁ、言ってなかったら、今言ったし良いかなんて。頼んだ、ﾒﾆｭｰを口に運べば、何処か聴いたことのある声や、全く聴いたことのない声。当たり前の事だが、そちらに目を向ける筈もなく、 “そうだ、この後、何処行く?、” と。雑貨屋は一番最後で良いだろう。何一つ、平凡は毎日につまらないなんて言ったらいけないのかな、なんて )

(/もうｾﾄ可愛い、うん、←　特にｶﾉｾﾄにﾊﾏりました、←　えｰ..、じゃあﾙｰﾌﾟ後にしようかな、←←　そっちの方が幸せだし、←　現在はﾒｶｸｼ団はｶﾉとｷﾄﾞとｾﾄだけ、みたいな、←← )

あ、やっぱりｼﾝﾀﾛｰってお兄ちゃんなんだね、(思っていた通り。家での彼の一面を見れる妹さんが羨ましいなぁ、なんて。家での彼の様子はどんな感じなのだろうか。買った物を口に含めば"んｰ、ｹﾞｰﾑｾﾝﾀｰ..とか?"と一つ提案してみようか。一応、今日は平日だしそんなに人は居ない筈。今日は暑いし家から出たくないと言う人も居るのではないか。幸いにも今日はしっかりと日焼け止めを塗ってきたから日焼けの心配は無いと思われる。彼の方を見ればあまり日焼けしていない。もしかしたら彼は元々肌が白いのかも、)

(/返信、後1日程待って下さい!!、ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ環境が今、無い為…!!、)