ヌシ 2013-07-09 22:28:51 |
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__.. 駄目だ、許さない。
(死んで見せて、そう愛する彼女に告げ後悔した。鋏を持ち胸へと近付ける、思わず流した冷や汗。すぐに我に代えれば彼女の手から鋏を取り上げそのまま彼女が生きている事を確認するかのように抱き締めた「 死体でも愛せる、愛せるけど君の笑顔が見れなくなるのは辛いね 」もう笑ってくれないのなら死体にしてしまおう、そう考えた己が馬鹿だった。死んでしまえばもう二度と彼女の笑顔も涙も、何もかも失う事になる。「 、俺はキミを失いたくないらしい 」殺す、何度かそう告げた。しかし己は弱い、彼女を殺す事なんていつまでたっても無理に決まっている。否、狂ってしまえば可能になるのか。ならば狂うまで待とう。タイムリミットは何もかもが狂うまで...なら、それまでの間監禁してでも彼女の温もりを感じていたい)
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