...こいつは俺があずかっているから、 (小さく溜め息を吐き出して、彼をなんとか追い払った。其処までして連れて行きたいのは分かる、けど、何よりもこいつの事を考えないのが鬱陶しい。彼女の頭を撫でて、背中をとんとん、とゆっくりと叩く。「大丈夫か?」発作が起きない事を、只祈った)