.....っ、(激しくなる振動で起きてしまった。どうやらまたあいつだ。もうあっちはホ-ムル-ム始まってる時間なのに、ったく。「はい、もしもし。」席から立ち上がって兄からの電話を受け取る。用はなかったけど、どーちゃらこーちゃら。ペラペラ誤巧喋れるその口が本当に羨ましい。はいはい、と適当な相槌を返して、時計を見つめる。あと少しで、ホ-ムル-ムだ。)